Jay-Walk J-WALK BMD-1008,1981年6月1日
日本語による歌が良い!
Side A
1.JOE by YABU、田切純一
2.Jolly night is gone by 水甫杜司、知久光康
3.Jigsaw afternoon by 海里歳、知久光康
4.Just Because by YABU、杉田裕
5.Jerk Town by YABU、杉田裕
Side B
1.Jay Walker II by 水甫杜司、長島進
2.J. Jack Joker by YABU、長島進
3.Jet Plane by 海里歳、中村耕一
4.Jay Walker I by YABU、田切純一
5.Journey from there by 近藤敬三、近藤敬三
J-WALK:
中村耕一 vocal
知久光康 guitar
長島進 bass
近藤敬三 guitar
田切純一 drums
スタジオ・ミュージャンによって結成されたグループ
ということで興味を持ちました。
でも、僕は全然知らなかった人たちでした。
アドリブ誌の新譜ガイドで執筆者の吹田靖冶氏によると、
「杉田二郎のバック・バンドにいた長島、知久、田切の3人を中心に
三浦友和や田中健らのステージを務めた近藤、杉田が加わり、
'79年にJ-WALKはできていたが、ボーカリストを捜すのに時間がかかり、
やっと函館出身の中村を得て、遅すぎたデビューにこぎつけた。」
ということだそうです。
この杉田さんはメンバーに名前がないけど、杉田裕さんのことかな?
このアルバムは当時レンタル・レコードを借りて聞きました。
ボーカルものとしてはわりと好きな音楽でしたが、
あらためてレコードを買おうとは思いませんでした。
デビュー・アルバムを買うと、続けて買っていくことになりますから。(苦笑)
僕は'92年に定価1700円でリリースされたCDを買いましたが、
3000円くらいだと買っていなかったと思います。
久し振りにアドリブ誌の自作レコード解説からの覚書です。
僕たちのポリシーとも言えることは、ライブで演れないアレンジは、
レコーディングにも使わないところです。
基本的に一発録りでキメます。
このアルバムは、例えで言うなら、映画の名場面集です。
サウンドに身を任せて、詞を聞いて下さい。
頭の中で映像が浮かんだら、それがJ-サウンドです!
●Jigsaw Afternoon
アコースティック・ギターはベースの長島クン。
●Just Because
このアルバムのハイライトともいえる曲。
中村クンの初レコーディング。
●Jay Walk II
ボーカルにエコーをビンビンにかけてクセのあるナンバーにしてみました。
ドラムは全て、ブラシを使用。やっぱりエコーをかけています。
●Jet Plane
デモ・テープの段階ではもっとスローで別の曲。
スタジオで誰かがふと吹いた口笛のメロをシンセで演った。
シンセを使ったのはうまい口笛を吹けるひとがいなかったから。
●Jay Walker I
僕達のテーマ・ソングです。
「詞を聞いて下さい」ということなんだけど、詞を理解して聞くことがほとんどありません。
でも、日本語なら断片的に分かるので、
英語の歌を聞いているより日本語の歌の方が良いんですよね。
英語の単語だけなら分かる言葉も多いけど、
それならインストの方が良いと思います。
それは、僕が歌謡曲とベンチャーズのインストを聞いて育っているからでしょうね。
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