Heat Scale Sunsets ALR-28022,1981年8月21日
借りたのさえ忘れていた。(^_^;
SIDE A
1.Heat Scale・・Words And Dance
2.The Great Wall
3.Bongazuna
4.Tohmei Ningen
5.El Puzzlo
SIDE B
1.The Eve Of Adam
2.An Antenna
3.Gong Loop
4.Kingdoms Without Corners
5.Dhyana Pura
作詞:Chris Mosdel (A1,3,B1,4)、SANDII (A1-2,2,4,B2)
Makoto Kubota (A2,4,B2,4)、Shin Otowa (A5)
作曲:Keni Inoue (A1-1,2,5)、Makoto Kubota (A1,3,B1,2)
Haruomi Hosono (B3,5)、Takashi Onzo (A4)、SANDII (B4)
SUNSETS:
SANDII (vocals)
久保田真琴 vocals,guitars,piano,congas
Keni Inoue (井上ケン一) guitars,chorus
King Champ (恩倉隆) bass,chorus
Hideo (井ノ浦英雄) drums
Charles (チャールズ清水) keyboards
Hosono (細野晴臣)electronics,effects,produce
サンディ&サンセッツという名前で覚えていたので、サンセッツ名義のこのアルバムを借りていたことさえ忘れていました。
当然、どんな音楽だったのかも覚えていません。(^_^;
借りて聞いたものは忘れているのが多いですね。(苦笑)
忘れているということで、アドリブ誌の自作解説より覚書を。
<ヒート・スケール>
この曲は、最初<サムライ・ファンク・No.1>としようと考えた曲ですが、ワン・コードでオリエンタルな感じのモチーフを、ケンちゃんが、ギターから出るオーバー・トーンが何故か女の人の声に聴こえるという説から、即興で詞を仕上げました。詞の内容は形にならない気持ち、コトバにならないコトバといったイメージを表現しました。
<グレイト・ウォール>
ロンドンにグレイト・ウォールというディスコがありますが、何の関係もありません。アルバム中唯一メロディーが最初から出来ていた曲です。万里の長城、イコール心の壁(うたがい)というイメージで受け止めて下さい。
<ボンガズナ>
タイトルは作詞のクリスのつくった造語で、コズミック・コードをお楽しみください。ひとつのビートで揺れれば集合的なイメージが1個の生きものになる、という内容です。
<トーメイ・ニンゲン>
東京には人がいっぱいいますが、人どうしが無視しあって生きなければならない一つの流行にも、知識の中にいなければわからない、といった感じです。
<エル・パズロ>
リズム、音の組み合わせをスパイ・ムーヴィー風に決めてみました。恋がうまくいかない女の子のヒステリー。物事は追求すればするほど、つかめなくなるといった内容です。
<イーブ・オブ・タイム>
変わったベイシック・パターンでロイムレスな雰囲気を出しました。地球の歴史の中で人間の存在前後をイメージしてつくりました。円谷プロに感謝。
<カエレ・アンテナ>
ボ・ディドリー風のリズム・ギターにディレイをかけました。都市からエネルギー(電気等)がなくなればジャングルになってしまいます。音のほうもやっていく内にジャングルになりました。
<ゴング・ループ>
細野氏がスタジオで遊んでいる内に作ってくれた曲です。ゴングというのはガムランの一種です。
<幻のキングダム>
New Forkの感じです。天国と青い海、国境のない国を歌っています。ロマンチックなつくりです。
<ディアーナ・プラ>
細野氏の名曲「ベスト・オブ・ホソノ」とも形容出来る作品です。バリでの体験が根っ子にある曲で、インドでも日本でもありません。タイトルはバリにある地名で、いつも行くところです。ボーカル・スタイルはなぜかベトナムの山間民族の音楽スタイルに近いのです。
解説を読んでもところどころに知らない言葉が出てきます。
細野晴臣さんがプロデュースということもあって、解説を読む限りでは音楽的には細野さんのアルバムに近いのでしょうか?
ということで、カテゴリーはYMO関連に入れました。
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