IQ179 清水靖晃 YF-7027-B,1981年8月25日
だんだん好みとは離れていってるんだけど、
このアルバムはどうだったのかな?
SIDE A
1.CROW 村川聡作詞、清水靖晃 作曲、清水靖晃・笹路正徳 編曲
2.LIZARD 清水靖晃 作・編曲
3.HAKO 吉田美奈子 作詞、清水靖晃 作・編曲
4.DOLL PLAY I 坂本龍一 作・編曲
5.PUZZLE 34 清水靖晃、笹路正徳 作・編曲
6.CLOUD 9 笹路正徳 作曲、笹路正徳・清水靖晃 編曲
SIDE B
1.△E=△MC2=AMNESIA
村川聡 作詞、清水靖晃作・編曲
2.IQ-179 清水靖晃 作・編曲
3.LITTLE "L" 村川聡 作詞、清水靖晃 作・編曲
4.DOLL PLAY II 坂本龍一 作・編曲
5.SHASHIN 吉田美奈子 作詞、清水靖晃 作・編曲
6.LOST HORIZON 清水靖晃・笹路正徳 作・編曲
清水靖晃
生田朗
渡辺モリオ
山木秀夫
土方隆行
笹路正徳
兼崎順一
折笠満
山口弘冶
坂本龍一
渡辺香津美
濱瀬元彦
村田有美
村川ジミー聡
吉田美奈子
Katsuhiro Miura
あまり聞いた覚えがないし、好みの度合いがどれくらいだったかも覚えていません。
前作(↓)よりは良かったような気がするんだけど。
http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/913/
発売時期に寄るのかもしれないけど、こちらはCDを買っていないみたいです。
だから、簡単には聞けないんですよね。
これもCD-Rに焼いて聞いてみたいアルバムです。
なので、アドリブ誌の自作解説より覚書を。
<CROW>
サウンド面の聞きどころとしては、音色に注意して聞いて欲しいですね。
ピアノ、ベース(何とこれは笹路君がひいています)
ドラムにジミーの語りが入ってくるのですが、ドラムにはハイハット、スネア、ベードラなどを1つずつ録っていく方式で、その音に再びシンセサイザーをとおしています。
<LIZARD>
この曲もドラムはバラ録り形式でやっていまして、かなり面白い音に出来上がっています。ギター・ソロは最初の方が香津美君で後半の方が土方君です。
<箱>
僕が日本語で歌っています。
すぐ耳もとで歌っているような感じを作ろうと思ってやってみました。
ヘッドフォンなんかで聞いてみるのが、おもしろいと思います。
だいたい今回のアルバムの曲はウォークマンなどで聞いてもおもしろいようにできています。
<DOLL PLAY I>
これは教授と2人でイメージが出るままに1つずつかぶせていって作りました。それからなんとドラムは教授がたたいています。
<PUZZLE 34>
これは夢の中で書いた曲なんですが、それをスタジオに来てから思い出して再現したようなかたちで出来上がったものです。楽器の数が多いだけにパンチイン、アウトの連続でトラックダウンにもかなりの時間がかかりました。
楽器の演奏者に関しても変わっていて笹路君がベース、ギター等、土方君がサックス等で参加しています。
<CLOUD 9>
これは笹路君の曲ですが、サックスが最初から最後まで譜面をふきっぱなしで変拍子がいりみだれながら淡々とメロディーが続くという曲です。これにもオベイションとE.ギターで香津美君に参加してもらいました。やはりこの曲はサックスの音色を聞いてほしいです。とにかく。これは時間がかかりました。
<AMNESIA>
これは、なんとモリオ君がドラムをたたいています。
ボーカルのとりかたは、スタジオの中にマイクを3本たててジミーが走りながら録音するという一風変わった録り方をしました。
自然な遠近感がでておもしろいものになっていると思います。
<IQ-179>
サウンド的に一番おもしろい所は、ベードラとドラムで、スネアが部屋中を回っているような錯覚におちいるように録音されています。これはヘッドフォンで聞くともっと強力な効果が得られます。その他ウィンド・チャイム、ピアノ、ストリングス等、この曲は逆回転が多用されています。トラック・ダウンに関しては、かなり気の向くままに出したり引っこめたりしています。
<LITTLE "L">
何とドゥーワップなのです。ここでもドラムはモリオ君が演っています。コーラスは僕でこの日のコーラスは非常に調子が良かったことを覚えています。この曲に関しては2台のテープレコーダーを同時にまわして使いました。
<DOLL PLAY II>
教授とのセッションは2日間に渡ってやったんですが、こちらの曲の方が1日目に録ったものです。これは、かなり過激な感じで遊んでみました。
教授がドラムをやってくれています。
<写真>
これはなんとドラムが全部シンセとMC-8なんです。
この曲はドラムのチャンネルだけで24チャンネル全部使いはたしているというすごい作品なのです。
アコースティック・ベースに濱瀬元彦氏が参加してくれました。
そして、コーラスはこの作詞者でもある吉田美奈子さんです。
<LOST HORIZON>
最後でホッとひと息という感じで、ポップ性の強い曲が出て来ました。
ここでは僕が、フルートのかぶせでメロディーをとっています。
解説を読んでいると、また聞きたくなってきます。(笑)
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