WANDERLUST Mike Mainieri P-11066W,1981年9月25日
渡辺香津美さんが参加していたので。
と言っても、レコードは買わなかった。
SIDE A
1.CROSSED WIRES
2.SARA'S TOUCH (サラの感触)
3.BULLET TRAIN (特急列車)
SIDE B
1.FLYING COLOURS
2.L'IMAGE
3.BAMBOO
4.WANDERLUST
All Tunes Wrriten by Mike Mainieri
Mike Mainieri:vibes,marimba
Mike Brecker:saxes
Warren Bernhardt:piano, synthesizer
Peter Erskine:drums
Don Grolnick:keyboards
Steve Khan:guitar
Marcus Miller:bass
Tony Levin:bass
Jeremy Steig:flutes
渡辺香津美:guitar
Manolo Badrena:percussion, birembau
Sammy Figueroa:percussion
Roger Squitero:percussion
Ed Walsh:programmer
渡辺香津美さんが参加しているのはアドリブ誌を見て知ったわけだけど、
ステップスもレコードを買っていないし、これも買う気はありませんでした。
FMで放送されたのを録音したんだけど、
今調べたら、「バンブー」がありませんでした。
よく1曲だけ放送されなかったというのがあるんだけど、仕方ないですね。(苦笑)
聞き込んではいないのであまり覚えていないけど、
嫌いではないサウンドでした。
僕は'92年発売のCDを買っています。
アドリブ誌でのこのアルバムを紹介した記事は
渡辺香津美さんが書いているので覚書としてここに少しだけ。
最初の曲にはかなりWR的なニュアンスを感じる。
バイブが入ると途端にマイクのサウンドになってしまうあたりはサスガ。
次に僕の大好きな<サラズ・タッチ>。
本当に美しい曲で、ステップスでこれをプレイした時のことは忘れられない。
三曲目は中で色々とリズム・パターンが変化する。
途中で突然ビリンバウが出てきたのには驚いた。
それにしてもこのテーマは相当ムズカシイー。
B面に移ると珍しくマイケルがソプラノ・サックスを吹いている。
ソロのバックのリズムが何となくジェフ・ベックの<スキャター・ブレイン>に似ていておかしい。
次の曲はバラード、ソロ変拍子、ベース・ソロをはさんで軽快になったかと思うと
最後はシンセのシーケンスで盛り上がるという、いわゆる組曲風の仕上がりになっている。
その次に、不肖私めの"じょんがらギター"のイントロから始まる<バンブー>。
このギターのチューニング、ちょっと面白いでしょう。
最後にマイクのバイブ・ソロ、四本マレットやペダルを駆使して、ヤッタ!!というところ。
僕がFMで聞けなかった<バンブー>はそういう感じだったんですね。
まったく忘れてますけど。(^_^;
<サラズ・タッチ>はよく<サラズ・スマイル>と間違える。
どちらがどのアルバムに入っている曲だったかな?、と。
香津美さんは美しい曲と言ってるし、
ネットを始めてからBBSなどで美しい曲と書かれている文章をよく見ます。
でも、僕は美しい曲と言うほど美しい曲とは思わないんですよね。
たしかに、ピアノ主体で綺麗に聞こえるとは思うけど、
それだったら、ピアノでのスローな曲はほとんど美しく聞こえるかもしれません。
すべてそれぞれ個人の感じ方だと思うけど、何故僕が美しいと思わないのか。
やはり一番にはメロディーを覚えていないからでしょうね。(苦笑)
でも、その前に美しい曲なら何らかの印象が残っていても良さそうなのにと思うんですよね。
美しい曲が好きな僕ですから。PR