CROSS POINT CASIOPEA ALR-28029,1981年10月21日
Co-Produce by Harvey Mason
SIDE A
1.SMILE AGAIN
2.SWEAR
3.A SPARKLING DAY
4.SPAN OF A DREAM
5.DOMINO LINE
SIDE B
1.GALACTIC FUNK
2.SUNNY SIDE FEELIN'
3.ANY MOMENT/WE'LL BE ONE
4.ENDLESS VISION
野呂一生 作曲 except B2 by 神保彰、B3 by Harvey Mason、B4 by 向谷実
CASIOPEA:
野呂一生、向谷実、桜井哲夫(櫻井哲夫)、神保彰
こんなタイトルの曲あった?と思えるのが半分近く。
アルバムを聞く場合、タイトルを見て聞くわけじゃないので、そういう曲が多いです。
最初の3作に比べるとアルバムを聞く回数が少ないと思うけど、
この頃からFMのライブ放送でタイトルや曲を覚えることが多くなっていきます。
記憶が薄れてきているんだけど、
カシオペアが地元でライブをやったのはこの年の前か後の年を含めた2回でした。
「DOMINO LINE」は当時のライブで聞いたことを覚えているんですけど、
それが、2回とも聞いたのか、1回だけだったのかは覚えていないんですよね。
今はCDのブックレットを取り出していますが、桜井哲夫さんの解説が載っていますね。
おそらくレコードも同じものだったと思いますが、
アドリブ誌には野呂さんによる解説が載っていたので、
覚書としてここへ少し書いておきます。
<スマイル・アゲイン>
まずはドラムスの神保選手によるハイハット&カウベルワークをお楽しみください。
ヒキチーチキチチヒキチーチキチチとうたうハイハットが印象的です。
桜井君のウペウペも見逃せませんね。
<スウェアー>
この曲はハービーの一番のお気に入りで、・・・
<ア・スパークリング・デイ>
今回はタイトルを決めるのに一番苦労しました。
この曲が最も難行したので想い出深い訳です。
<スパン・オブ・ア・ドゥリーム>
ムーディーなスロー・バラードです。
ソフトなニュアンスを出すために、ギターは親指で弾いています。
ダビングで味つけにギター・シンセサイザーを使いました。
<スウェアー>にも入っています。
<ドミノ・ライン>
これは、マイナー調のズンズン・ビートの曲です。
ちなみに、このクラッピングは、例のデジタル・ドラムによるものです。
<ギャラクティック・ファンク>
一発ノリノリの曲です。
この曲は、又の名を"アンドロメダ・パトロール"そして"エア・パンチャー"とも言うのです。
いろいろございまして、三度目の正直とでも申しましょうか、やっとこれというタイトルになりました。
<サニーサイド・フィーリン>
これは、かの神保大先生作曲による、非常に軽快な曲です。
又の名を"幸せの並木道"と言います。
<エニー・モーメント>
ハービーが田町で完成させたメロディーを、フレットレス・ギターでマイルドに仕上げたものです。
<エンドレス・ビジョン>
向谷巨匠による曲です。
フォンフォンのメロディーが、
これまでの想い出をまるで走馬灯のようによみがえらせてくれるでしょう。
卒業式にもってこいの曲です。
今回はデジタル・ドラムがずいぶん活躍してくれて、
この曲でもカウベルやタンバリンは、ボタン操作によるものなのです。PR