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# ドガタナ/渡辺香津美
2007/08/23 17:30
ドガタナ
DOGATANA 渡辺香津美YF-7037-N,1981年11月25日

トリオまでの小編成での作品。

SIDE A
 1.NUEVO ESPRESSO      with Mike Mainieri (vib)
 2.LOOSEY GOOSEY      with 石田長生 g、山岸潤史 g
 3.TI-FA-LET      ※solo 
 4.ISLAND      with David Liebman (a.fl)
SIDE A
 1.DIANA      ※solo
 2.WATERFALL~AUTUMN      with Warren Bernhardt (p)
 3.PLEASE DON'T BUNDLE ME      with Larry Coryell (g)
 4.HARU NO TSURARA      with 井野信義 b、山木秀夫 ds

渡辺香津美 作曲 except B1 by W.Shorter

渡辺香津美さんだから興味を持ってレコードを買ったけど、
実はこういうタイプの演奏はあまり好きじゃないんです。
僕は演奏が聞きたいわけではなくて、
メロディーとそのアレンジを含めた楽曲を聞きたいわけで、
できれば4~5人以上のバンドでの演奏が好きなんです。
それと、アコギよりエレキの音が好きでした。

というわけで、あまり聞いていないアルバムなんですが、
何曲かは香津美さんのライブ放送でも聞いていて、
曲には馴染みがあります。

香津美さんの解説から少しだけ。
<A1>
コーラスのかかった独特のバイブ・サウンドと
オベイション・ギターのステレオ効果が交じり合って、
不思議な空間になっています。
ヘッドフォンで聴くと、ギターのフレーズが右へ左へと飛び交って、
それこそ頭狂になりそう。
これはギターの弦が1本ずつバラバラに右と左に分かれているからです。

<A2>
この曲のテーマ部分は10年くらい前に作ったもので、
やっと陽の目を見ることができました。

<A3>
今年の7月に事故のためニューヨークで亡くなられた友人のカメラマン、
相見明さんを追悼する気持ちでプレイしました。
最初まったくの即興でギターを弾き、それを元に、
何回も他のギターやベース、シンセサイザーをMC4を使って
オーバー・ダビングしました。

<A4>
これは絶対アルト・フルートでやってもらおうと思っていたところに、
急に彼がもうソプラノ・サックスしか吹かない人になったというニュース。
・・・・・・「カズミのために最後のフルートを吹こうと言ってくれました。

<B1>
とにかくこの曲は大好きで、毎日家でつま弾いていましたが、・・・。

<B2>
これは井野君のレコード「マウンテン」でもやってます。
http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/1010/

<B3>
いつの日か、ラリーと一緒にプレイするような予感がして、作っておいた曲なのです。
テイク2がレコードに入っている訳だけど実はテイク3が凄かった。
プロデューサーのマイク曰く"これはあまりに面白すぎる"、
レコードにしないでテープで密かに我々だけで楽しむことにしよう、
"ヒッヒッヒ"悲しいことにはそのテープを僕はニューヨークに忘れてきちゃったのです。

<B4>
スタジオ入りしてから作曲して、そのあと1人ずつ別々にレコーディングしました。
この曲でのみエレクトリック・ギターでソロをとっています。
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