自分が聞いてきたレコード、CD、FMライブなどの記録のためのブログ。ほぼ今までに聞いてきた順番にupしていましたが、2001年以降は前後することが多くなるかもしれません。
現在、2003年に聞いた音楽をup中です。
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2007/11/17 18:32
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SIDE 1 1.Hot Strings Invasion 津軽攻め 2.Lake Spirit 湖心 3.Say You Will 4.Share My Love SIDE 2 1.Dragon King 竜王 2.Willow Pattern 柳模様 3.Yamame 山女 Produced by Richard Evans & 喜多嶋修 作詞:Phil Perry 1-3 with Artis Phillips,1-4 Geoffrey Hales 2-2 作曲:喜多嶋修 編曲:Strings by Richard Evans;Rhythm by 喜多嶋修 喜多嶋修:a.& e.guitar,琴,琵琶,鳴物、中国琴 鈴木雅之:a.guitar bass:Bunny Brunel、Larry Ball drums:Tom Brechtlein、Carlos Vega、James Gadson、Harvey Mason rhodes:Victor Feldman 鳴物,percussion,drums,hand drums:Geoffrey Hales 三味線:Takeo Takahashi 尺八:松居和 Vocal:Phil Perry、Rena Scott、Wendy Mathews Background vocal:Rene Scott、Phil Perry この4枚目の作品はボーカル曲が3曲あります。 歌が入ると和楽器を使った普通の洋楽という気がしないでもないけど、 この辺りは今までの日本人的な音楽というのに拘らなくなったのかもしれないですね。 でも、僕は「津軽攻め」とか「竜王」のような 邦楽の味を生かした洋楽インストというのが好きなんですけどね。 池上比沙之氏によるライナー・ノーツより一部を覚書。 池上さんと喜多嶋さんの音楽の出会いは「OSAMU」というアルバムだそうです。 http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/461/ '78年の夏、ひょんなことから喜多嶋と会う機会がやってきた。 「ラブ・ライト」というアルバムで話題になった横倉裕とあったことがそのきっかけだ。 横倉の音楽を聴いた瞬間、ぼくは彼に対し、 「喜多嶋修って知ってますか?」と聞いた。 「えーッ、オサムを知ってるんですか?」という驚きの声が返ってきた。 横倉は、喜多嶋修と知り合い、その強大な影響を受けて彼自身の音楽を育ててきたのであった。 (付け加えれば、松居和も喜多嶋との出会いによって 新しい音楽の世界を作ることができた音楽家のひとりである。) 横倉は、すぐにぼくを喜多嶋の家に連れて行ってくれた。 そして、アドリブ誌に載っていた喜多嶋さんによる記事から少し覚書。 JAPAN JAZZへの出演が決まってインタビューを受けたみたいです。 アルバム「素浪人」から早2年、私が渡米してもう8年が過ぎてしまった。 この短いようで長い年月が、アメリカを変えつつある。 西洋というあまりにも陽性な物質文明に 精神一到何事か成らざらんとばかりに殴り込みをかけ続けてきた成果が 今あちこちで花を咲かせ始めているのだ。 アメリカ中のRADIO STATIONから日本古典音楽の影響を受けた ジャズ、フュージョン、R&B、ロック、ポップス等が聞こえてくるのは、 当たり前になった。 私自身の音楽はもちろんのことヒロシマ、横倉裕、ジョン・海山・ネプチューン そして又スティックス・フーパー、エリック・ゲイルにしても然り、 その他テイスト・オブ・ハニーや私の手掛けたバート・レイノルズの 最新映画「SHARKEY'S MACHINE」のサウンド・トラック等、 数をあげればきりがない程、彼方此方に浸透してきている。 これらを街のどこかで、耳にする喜びは、 きっとどこの誰よりもこの私自身が一番強く感じているに違いない。 しかしながらいやいやまだまだこの喜びは序の口で、 戦いは始まったばかりなのである。 PR |
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