[SESSION'83]<THE PLAYERS>NHK-FM,1983年1月22日
今回もトークを拾ってみました。
○Opening
○Where Does The Joke Come In?
~メンバー紹介~
橘:面白いタイトルですね。どういう意味ですか?
牧岩:カリプソ・スタイルのナンバーで、
「その冗談の落ち(※"うち"とも聞こえた)は何だ」という意味です。
なかなかユニークですね。
橘:そうですね。
○Murmur
牧岩:これもユニークなタイトルでした。「Murmur(マーマー)」ってどういう意味ですか?
橘:先ほど辞書を覗いてみたんですが、「ささやく」とか「つぶやく」とか、
そういう意味を見つけました。
牧岩:ちゃんと辞書に入っているんですね。それと、コルゲンさんに伺ったんですが、
「まぁまぁのできじゃない?」ということでこの「Murmur」とネーミングしたんだそうです。
橘:なるほどー。
牧岩:リーダー、鈴木宏昌さんは"コルゲンさん"という愛称で呼ばれていますが、
'75年にプレイヤーズの前身であるコルゲン・バンドを結成しまして、
'79年にプレイヤーズと改名しました。
このコルゲン・バンドの時から今の日本のフュージョン、流行の先駆けとなりました。
橘:そうですか。
牧岩:また、鈴木宏昌さんはプレイヤーであると同時に作曲、編曲、
そしてプロデューサーとして活躍してらっしゃいます。
○アトミック・レゲエ
牧岩:結成5年目を迎えたプレイヤーズ。今までは大都市だけでのコンサートが多かったのですが、
今年は全国の多くのライブハウスや小ホールでのライブを中心に行っていくそうです。
橘:きっと皆さんのそばにも行くことでしょうね。
牧岩:そうでしょうね。楽しみにしてください。
さて、コルゲンさんは、作曲、編曲のテクニックにおいて、この19日、
惜しくも57才で他界したドン・コスタに傾倒し大変敬愛してたそうです。
今度はその亡きドン・コスタに捧げる曲です。
○Walkin’A Morning Mist
橘:比較的男性的な作品の多い鈴木さんの曲の中でとっても美しいメロディー・ラインの曲、
Walkin' A Morning Mistでした。
牧岩:それではラスト・ナンバーになります。今度は'80年に遡りますが、プレイヤーズの皆さん、
日野皓正さんとのコンサートがありました。
その時期、日野さんのトランペットとサックスの二管のメロディーにテーマを置いて
作曲した作品です。もちろん日野皓正さんの構想も入っていますので、
今日はトランペットの部分をコルゲンさんのシンセサイザーが担当します。
時間までお送りしましょう。
○ジョイン・イン
ザ・プレイヤーズ:
ボブ斉藤 t.sax、松木恒秀 g、渡嘉敷祐一 ds、岡沢章 b、鈴木宏昌 key
全曲「スペース・トラベラーズ」からの曲ですね。
ただ、Openingで演奏された曲名は知りませんが。(^_^ゞ
オリジナルでどのくらい時間の演奏だったか覚えていませんが、
ここではライブらしく、最初と最後の曲を除いてすべて8分を越える演奏になっています。
ここでも、おしゃべりを少し拾ってみましたが、
やはり司会者のおしゃべりだけですね。
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