[グッド・ヴァイブレーション~渡辺香津美のドガタナ・ワールド]
<パット・メセニーを迎えて>民放FM,1983年8月27日
あまり聞こうとしなかったギタリスト。
○ついておいで
パット・メセニー
○ジョニ・B・グッド
ジミ・ヘンドリックス
○スリル・イズ・ゴーン
B.B.キング
○ナイス・トゥ・ビー・ウィズ・ユー
ジム・ホール
○ストレート・オン・レッド
○トラベル
パット・メセニー
僕が外国人ミュージシャンをあまり聞こうとしなかったのと、
外国人のギタリストでは僕の好きなラリー・カールトンやリー・リトナー
ほどにはロック・テイストがないんじゃないかと思って、
多少の興味はあるけれど、彼の音楽を積極的に聞きたいとは思いませんでした。
名前は十分に知っていたと思うけど、FMでもあまり聞く機会がなかったかな?
まず、経歴についてのインタビュー。
そして、2枚組のニュー・アルバムをリリースしたようで、
そのアルバムについての話を聞いた後、アルバムからの曲が1曲放送されます。
この番組では放送される曲をバックにして話していることも多いんですけど、
この9分以上の曲を丸々放送してくれました。
渡辺:僕自身非常に面白いと思うんですけども、パット・メセニーね、
彼のギター・スタイルというのは、ほとんどのギタリストはいわゆる
チョーキングであるとか、そういうゲア(弦?)をベンドする
テクニックをまず使う、でも、それが現在ではギタリストの
レギュラーのテクニックになっているんだけど、それをあえて
彼がね、使わないような、わざと使わないようなね、気もちょっと
するんですけども、そこら辺自体の、彼がどういう音楽の経験
なんかも、によってずいぶん出てきてるものだと思いますが、
たとえば、逆にチョーキングとかそういうものを多用したところで
自分の音楽を作っている何人かのアーティストの名前をあげてですね、
彼のコメントを聞いてみました。
ということで、ジミ・ヘンドリックス、B.B.キング、ジム・ホールの
3人のギタリストについてインタビューで聞いてました。
そして、ギター・シンセサイザーについての質問をした後一曲、
恒例の'80年代について聞いた後、最後の一曲が放送されました。
メセニーの曲は3曲だけでしたが、
この3曲に関しては僕の好みの範囲かな。
かといって、レコードを買いたいとは思いませんでしたけど。(^_^ゞ
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