Mobo 渡辺香津美 AW-20006~7,1983年10月21日
CT:Another Mixing from Record PTC-40002
そして「MOBO」発売。
SIDE A
1.Shang-Hi (Mobo#1) by 渡辺香津美
渡辺香津美:Guitars Michael Brecker:T.Sax
Marcus Miller、Robbie Shakespere:Bass
Omar Hakim、Sly Dunbar:Drums
2.Yatokesa (Mobo#3) by 渡辺香津美-Marcus Miller
渡辺香津美:Guitars Michael Brecker:T.Sax
Marcus Miller、Robbie Shakespere:Bass
Omar Hakim、Sly Dunbar:Drums
3.Alicia by 渡辺香津美
渡辺香津美:E. & A.Guitars,Synthesizre & Percussion
Don Grolnick:Synthesizer Robbie Shakespere:Bass
Sly Dunbar:Drums Shigeki Otani:Brush
SIDE B
1.American Short Hair by 渡辺香津美
渡辺香津美: Guitars
Don Grolnick:Organ & Synthesizer Robbie Shakespere:Bass
Steve Jordan:Drums
2.Mobo#2 by 渡辺香津美-Marcus Miller
渡辺香津美:Guitars Michael Brecker:T.Sax
Marcus Miller、Robbie Shakespere:Bass
Omar Hakim、Sly Dunbar:Drums
SIDE C
1.Voyage by 渡辺香津美
渡辺香津美:Guitars ケイ赤城:Piano
Marcus Miller:Bass Omar Hakim:Drums
2.Half Blood by 渡辺香津美
渡辺香津美:Guitars ケイ赤城:Piano
Marcus Miller:Bass Omar Hakim:Drums
3.Yenshu Tsubamé Gaeshi by 渡辺香津美
渡辺香津美:Guitars & Fake log drums
ケイ赤城:Piano & Fake Marimba
Marcus Miller:Bass Omar Hakim:Drums
SIDE D
1.Walk, Don't Run by John Smith
渡辺香津美:Guitars & Synthesizer
Robbie Shakespere:Bass Sly Dunbar:Drums
2.All Beets Are Coming (Mobo#5) by 渡辺香津美
渡辺香津美:Guitars & Synthesizer
Marcus Miller、Robbie Shakespere:Bass
Omar Hakim、Sly Dunbar:Drums
ついに「Mobo」の発売ですね。
香津美さんの番組で半分くらい聞いて、面白く、好みのサウンドだと
感じたので、ロングバージョン収録のカセット・テープも同時に購入
しました。
テープには「Another Mixing from Record」と書かれていますが、
テープ用のミキシングを施しているのか、メディアには関係なく
レコードとは別のミキシングなのか、その点については分かりません。
「Another Mixing」はロングバージョンの2曲だけなので、単にロン
グバージョンが含まれているというだけなのかもね。(苦笑)
このアルバムは'84年にレコード(& CD)1枚での編集盤がリリースさ
れました。
僕はまだCDプレイヤーを買っていなかったこともあるんですけど、
CDを買うならカセットと同じ編成でのCDが欲しいと思ってました。
そして、'86年に待望の2枚組CDが発売さたので、すぐ買いました。
レコード+カセット+CDですから、お金かかってます。
後で思うに、数年でCD時代になると予感していたら、
カセットだけで済ませられたのに、と。(^_^ゞ
アドリブ誌の解説に「昔でいうならジャム・セッション」と書かれてま
すが、ジャム・セッションの要素があるとは思うけど、僕がこのアルバ
ムを好きだと思うのは曲が良いと感じるからなんですよね。
<Walk, Don't Run>はベンチャーズの演奏で聞き込んでいますが、
「こんなアレンジになるんだ」と感心してしまいました。
アドリブ誌にこんなことが書かれていました。
<急がば廻れ>は、スライ&ロビーに<ボヤージ>をやってもらった
ものだった。ベースが、ンタカタッタというリズムになっていて、
<急がば廻れ>をやることにもなっていたので、カズミが合わせて
歌ってみるとピタッとくる。それでギターをかぶせ、<ボヤージ>が
<急がば廻れ>になってしまった。
続けて、その他の曲についてもプロデューサー氏による興味深い話を。
プロデューサーは生田朗さんとダグ・エプスタインと香津美さんの3人
なので、たぶん、生田さんの話だと思います。
カズミのプレイに焦点を合わせれば、ほとんどがその場で弾いたもの。
<ボヤージ>は、都はるみの<北の宿から>のニュアンスで、微妙な
表現がおかしい程似ている。それに<モボ2号>では、アレンビックに
バーカス・ベリーのマイクを付け、それにエフェクターをかけて耳なし
芳一のニュアンスを出している。
レコードには「緊急レポート」として池上比沙之氏が書いたライナーが
入っていましたが、「初回プレス分のみに添付されています」と、書か
れています。
セカンド・プレスがあったのかどうか知らないけど、その後のライナーは
どうなっているのでしょうね。
ちなみに、カセット・テープにはライナーが無くて、僕が買った2枚組
CDには串田和三さんと渡辺香津美さんの対談が載ってました。
それには'84年6月7日のMOBO倶楽部創刊号より転載、と書かれています。
「MOBO倶楽部」って香津美さんのファンクラブ会報でしょうか?
僕は誰のファンクラブにも入ろうとしなかったので、そういうのには
疎くて、何かの雑誌で知ったとしてもすぐ忘れてしまいます。
さて、カセット・テープはレコードの右上に乗せて写真を撮っています
が、以下のような収録順で日本語でもタイトルが書かれていました。
SIDE A
1.上海 (モボ1号)
2.ヤトケサ (モボ3号)
3.アリシア
4.ボヤージ
5.ハーフ・ブラッド
6.遠州つばめ返し
SIDE B
1.アメリカン・ショート・ヘアー
2.モボ2号
3.急がば廻れ
4.オール・ビーツ・アー・カミング (モボ5号)
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