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# Mobo/渡辺香津美
2009/04/17 12:28
MOBO
Mobo 渡辺香津美 AW-20006~7,1983年10月21日
CT:Another Mixing from Record  PTC-40002

そして「MOBO」発売。

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SIDE A

 1.Shang-Hi (Mobo#1)   by 渡辺香津美

渡辺香津美:Guitars   Michael BreckerT.Sax

Marcus MillerRobbie ShakespereBass

Omar HakimSly DunbarDrums

 

 2.Yatokesa (Mobo#3)    by 渡辺香津美-Marcus Miller

渡辺香津美:Guitars   Michael BreckerT.Sax

Marcus MillerRobbie ShakespereBass

Omar HakimSly DunbarDrums

 

 3.Alicia         by 渡辺香津美

渡辺香津美:E. & A.Guitars,Synthesizre & Percussion

Don GrolnickSynthesizer  Robbie ShakespereBass

Sly DunbarDrums      Shigeki OtaniBrush

 

SIDE B

 1.American Short Hair   by 渡辺香津美

渡辺香津美: Guitars

Don GrolnickOrgan & Synthesizer  Robbie ShakespereBass

Steve JordanDrums


 
2.Mobo#2
         by 渡辺香津美-Marcus Miller

渡辺香津美:Guitars   Michael BreckerT.Sax

Marcus MillerRobbie ShakespereBass

Omar HakimSly DunbarDrums

 

SIDE C

 1.Voyage          by 渡辺香津美

渡辺香津美:Guitars   ケイ赤城:Piano

Marcus MillerBass   Omar HakimDrums

 

 2.Half Blood        by 渡辺香津美

渡辺香津美:Guitars   ケイ赤城:Piano

Marcus MillerBass   Omar HakimDrums

 

 3.Yenshu Tsubamé Gaeshi   by 渡辺香津美

渡辺香津美:Guitars & Fake log drums

ケイ赤城:Piano & Fake Marimba

Marcus MillerBass       Omar HakimDrums

 

SIDE D

 1.Walk, Don't Run      by John Smith

渡辺香津美:Guitars & Synthesizer

Robbie ShakespereBass   Sly DunbarDrums

 

 2.All Beets Are Coming (Mobo#5)    by 渡辺香津美

渡辺香津美:Guitars & Synthesizer

Marcus MillerRobbie ShakespereBass

Omar HakimSly DunbarDrums

 


ついに「Mobo」の発売ですね。
香津美さんの番組で半分くらい聞いて、面白く、好みのサウンドだと
感じたので、ロングバージョン収録のカセット・テープも同時に購入
しました。
テープには「Another Mixing from Record」と書かれていますが、
テープ用のミキシングを施しているのか、メディアには関係なく
レコードとは別のミキシングなのか、その点については分かりません。

「Another Mixing」はロングバージョンの2曲だけなので、単にロン
グバージョンが含まれているというだけなのかもね。(苦笑)

このアルバムは'84年にレコード(& CD)1枚での編集盤がリリースさ
れました。
僕はまだCDプレイヤーを買っていなかったこともあるんですけど、
CDを買うならカセットと同じ編成でのCDが欲しいと思ってました。

そして、'86年に待望の2枚組CDが発売さたので、すぐ買いました。
レコード+カセット+CDですから、お金かかってます。
後で思うに、数年でCD時代になると予感していたら、
カセットだけで済ませられたのに、と。(^_^ゞ



アドリブ誌の解説に「昔でいうならジャム・セッション」と書かれてま
すが、ジャム・セッションの要素があるとは思うけど、僕がこのアルバ
ムを好きだと思うのは曲が良いと感じるからなんですよね。

<Walk, Don't Run>はベンチャーズの演奏で聞き込んでいますが、
「こんなアレンジになるんだ」と感心してしまいました。
アドリブ誌にこんなことが書かれていました。
<急がば廻れ>は、スライ&ロビーに<ボヤージ>をやってもらった
ものだった。ベースが、ンタカタッタというリズムになっていて、
<急がば廻れ>をやることにもなっていたので、カズミが合わせて
歌ってみるとピタッとくる。それでギターをかぶせ、<ボヤージ>が
<急がば廻れ>になってしまった。


続けて、その他の曲についてもプロデューサー氏による興味深い話を。
プロデューサーは生田朗さんとダグ・エプスタインと香津美さんの3人
なので、たぶん、生田さんの話だと思います。
カズミのプレイに焦点を合わせれば、ほとんどがその場で弾いたもの。
<ボヤージ>は、都はるみの<北の宿から>のニュアンスで、微妙な
表現がおかしい程似ている。それに<モボ2号>では、アレンビックに
バーカス・ベリーのマイクを付け、それにエフェクターをかけて耳なし
芳一のニュアンスを出している。



レコードには「緊急レポート」として池上比沙之氏が書いたライナーが
入っていましたが、「初回プレス分のみに添付されています」と、書か
れています。
セカンド・プレスがあったのかどうか知らないけど、その後のライナーは
どうなっているのでしょうね。
ちなみに、カセット・テープにはライナーが無くて、僕が買った2枚組
CDには串田和三さんと渡辺香津美さんの対談が載ってました。
それには'84年6月7日のMOBO倶楽部創刊号より転載、と書かれています。

「MOBO倶楽部」って香津美さんのファンクラブ会報でしょうか?
僕は誰のファンクラブにも入ろうとしなかったので、そういうのには
疎くて、何かの雑誌で知ったとしてもすぐ忘れてしまいます。


さて、カセット・テープはレコードの右上に乗せて写真を撮っています
が、以下のような収録順で日本語でもタイトルが書かれていました。

SIDE A
 1.上海 (モボ1号)
 2.ヤトケサ (モボ3号)
 3.アリシア
 4.ボヤージ
 5.ハーフ・ブラッド
 6.遠州つばめ返し
SIDE B
 1.アメリカン・ショート・ヘアー
 2.モボ2号
 3.急がば廻れ
 4.オール・ビーツ・アー・カミング (モボ5号)

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