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# ライブ・イン'83/上田正樹
2009/05/06 15:21
[ライブ・イン'83]<上田正樹スタジオ・ライヴ>民放FM,1983年11月13日

太平スタジオより生放送。

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○イエローページは閉じて
○ライトフット
○悲しい色やね
○レゲエであの娘を寝かせたら
モータウン・メドレー
○お前を助けに行く

上田正樹 vo、小松原貴士 g、大草しげまろ g、佐々木久美 key
山本智彦 b、松本照夫 ds


1曲目の演奏後、司会のタケカワユキヒデさんが
「上田ひできさんの歌う、間違えちゃった。上田正樹さんの歌う…」
と言い間違いをしますが、上田さんは「上田ひできです」と返します。
(笑)

上田さんは「Husky」をリリースしたところですが、
http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/2148/
「ハスキー・上田・セクシャル・キリング・ユー」の頭文字で
「HUSKY」になるそうです。
こじつけかもしれませんけどね。(笑)

タケ:上田さんがね、音楽をやり始めたきっかけってのはいつ頃なん
   ですか?
上田:大体高校生くらいですね。高校3年。2年か3年。
タケ:2年か3年から。
   それまでってのは楽器もあんまりやらなかった?
上田:えぇ。わりとね、真面目でしたからね。
タケ:あっ、そうですか。
上田:自分で言うとおかしいですか?
   わりとね、何も考えないでとりあえず勉強をしようと。
タケ:あっ、そうだったんですか。それが急にガーンと。
上田:ビートルズですね。
タケ:ビートルズですか。
上田:ビートルズ・エイジですね。ビートルズ・ショックっていうか。
タケ:じゃあ、最初にやっぱりやり始めた何かバンドみたいなものを
   組んだりというのも高校の時ですか?
上田:そうですね。一番最初はね、取り合えずビートルズみたいなのを
   やりたかったんですけど、
タケ:えぇ。
上田:コードを弾かれなかったから、なんていうの?
   生ギターでP.P.M.フォロワーズという
タケ:あぁ、なるほどねー。
上田:ソノシートがあってね。この前小室さんと話したらね、
   小室さんがやってたんですよね。
タケ:あー、そうなんだ。
上田:それを買ってきてコード覚えて、で、<ドナドナ>とかね
   <七つの水仙>

タケ:へー。
上田:全然合わへんかったですね。
タケ:その頃から、でもやっぱり、そういった声の質の?
上田:いえ、声はねぇ、もっとこうきれいかったと思うんですわ。
タケ:あー、そうなんですか。ロックを歌い始めてどんどんどんどん

   歌っていくうちにそういう声が出来上がったと?
上田:ビートルズを何かこう好きになってね、
   その後ろに黒人がうろうろしてたという
タケ:そうですね。してますね。
上田:ルーツにね、
タケ:あの頃だってビートルズもずいぶん向こうの黒人の人と
   一緒にやってましたもんね。
上田:そうですね。で、なんかそういうのを聞くようになって、
   自分でね、ごっついこう自分が歌う感じと
   全然違うかったんで、声が。

タケ:あーあー。
上田:自分が好きなんだけど、自分がやってみると変な感じしたわけ。
タケ:なんかこうぴったり来ないという。
上田:それでね、あのー、風邪薬のルゴールというのをね、
   買ってきてね、のど、あるでしょ?
タケ:扁桃腺が腫れたとき。
上田:ああいうのを塗ったことありますよ、一回。
   塗って「わーっ」と言うたことある。
タケ:それは声をつぶそうという?
上田:なんかね、ああいう声にしたいなって。
タケ:うわー、でもそういう方法ってのは
   あんまり真似しちゃうと危険ですよね?
上田:真似するて、まぁ、そうですね、危険みたいですよ。
   もうほとんど気違いみたいなもんですので。
タケ:えぇ、えぇ。
上田:言ってしまったねぇ。
   すみません。今のはビービーとしといてください。
*************************
タケ:それでいつ頃からそういう声に?
上田:やっぱり20代くらいからかな。
タケ:もうその頃はあれですか?R&Bとか、黒人の
上田:えぇ、何か好きだったですね、やっぱり。
   オーティス・レディング大好きやったし。
タケ:オーティス・レディングの感じってのはまだありますもんね。
上田:ウィルソン・ピアットとかいっぱいいてたでしょ?
   ちょっと流行る前に知ってたんですね。

タケ:なるほどね、その辺がやっぱり、自分のものだ、みたいな。
上田:知ってたんだ、みたいなかたちが。
   で、それで<ドッグ・オブ・ザ・ベイ>が流行ったんですね。
タケ:えぇ、えぇ。あー、そうなんだ。
   モータウンのなんか要するに黒人レーベル。
上田:あのね、あまりね、モータウン系のをやらなかったんです。
   アトランティックとか
タケ:あっ、そうなんですか。
上田:スタックスの、わりと感じの
タケ:もっとハードなほうの?
上田:サザンソウルみたいな感じやったんです。
タケ:あー、そうなんですか。
上田:でも、今回はね、ちょっとこうおしゃれに。
   モータウンをカッコもおしゃれに
タケ:聞かせていただけると。そうですよね。
上田:一回やってみたいと思って。
タケ:ネクタイとレザーのジーンズ
上田:メンズ・クラブの元・モデルとしましては
タケ:そうなんですか。それではちょっとメローな感じの、
   要するにメロディアスって意味ですよね。
   わりとモータウンはメロディアスで、そういう感じ。
上田:そうですね。そういう感じの。夢がありますね。
タケ:じゃあ、そのモータウンのメドレーを今日は聞かせていただきます。


ということで、モータウン・メドレーを歌いますが、
僕にはタイトルが全然分かりません。(苦笑)





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