[渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ]民放FM,1983年11月19日
<貞夫・ミーツ・ザ・スクェア>
今度はスクェアとのセッションだ。
こんばんは。小林克也です。
先週は松岡直也バンド、今夜はザ・スクェアをゲストに迎えたセッション
であります。松岡さん、それからスクェア。それからカシオペア。
今年一番評判の高かったライブで大いに燃えたグループであります。
ザ・スクェアにはアルト・サックスの伊東たけしさんがおりまして、
伊東さんはシンセサイザー・サックスのリリコンも吹きますが、
アルトを吹くところもあるから、曲によってツー・アルトになるわけ
ですね。
えー、なおこの番組では3年前、1980年の春にザ・スクェアをゲストに
迎えました。あれから3年振りのセッションになります。
では、まずこの曲は渡辺さんは加わらずにザ・スクェアだけの演奏に
なります。ハンク&クリフ。
○ハンク&クリフ
さて、ザ・スクェアに渡辺貞夫が加わります。アルト・ソロのオーダー
は渡辺貞夫、伊東たけしとなります。サバナ・ホテル。
○サバナ・ホテル
○君はハリケーン
ザ・スクェアの演奏は君はハリケーンでした。
さて、またここに渡辺貞夫が加わります。曲はリッキン・イット。
そして、渡辺貞夫の曲でウェスト・サイド・ドライブ。
○リッキン・イット
○ウェスト・サイド・ドライブ by 渡辺貞夫
○イッツ・マジック
ふたたび、ザ・スクェアのみの演奏でイッツ・マジックでした。
ただ今、マリーンが歌って大ヒット中の曲です。ここにまた渡辺貞夫
が加わって曲はラブ・スティル・バーニンとリチャード・ティーの曲で
ドリームス・カム・トゥルーです。
この曲は渡辺さんの「フィル・アップ・ザ・ナイト」に収められており
ました。では、ラブ・スティル・バーニン。
○ラブ・スティル・バーニン
○ドリームス・カム・トゥルー by Richard Tee
渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ。今夜はいかがでしたでしょうか?
スクェアをゲストに迎えたセッションをお送りしました。
演奏した曲は・・・・・・でした。
さて、・・・・※渡辺貞夫さんのコンサートのスケジュール。
今夜の演奏、渡辺貞夫とザ・スクェア。
あんどうまさひろ、いとうたけし、いずみひろたか、たなかほうせつ、
はせべとおる。構成:青木誠、ナレーター:小林克也。
この番組は東京、銀座・資生堂の提供でお送りしました。
渡辺貞夫 sax
ザ・スクェア:安藤正容 g、伊東たけし sax、和泉宏隆 key
田中豊雪 b、長谷部徹 ds
※○印はザ・スクェアのみの演奏
'83.10.24.スタジオ生収録
メンバー紹介だけ平仮名で書いてみました。
「ほうせつ」が気になります。
さて、小林さんが話していた3年前の出演ですが、
地元では民放FM局がなく、「渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ」という
番組が放送されているのは知っていましたが、この共演があったこと
はまったく知らなかったと思います。
'90年前後だったと思いますが、知り合ったスクェアのファンの人に
聞かせてもらいました。それは以下のような演奏曲でした。
○Showdance
○Midnight Lover
○BANANA
○THIS SONG
○LUCKY SUMMER LADY
○LICKIN'IT
○There Would Be No Beginning ※この番組に捧げる曲(安藤作曲)
渡辺貞夫 sax
ザ・スクェア:安藤まさひろ g、伊東たけし a.sax,リリコン
久米大作 key、中村裕二 b、重田真人 ds、仙波清彦 perc
知らない曲もあるので、綴りが間違っているかもしれません。
次週もスクェアの出演予定だったけど、変更されたようです。
そして、4月8日のコンサート告知があったので、この放送は
それ以前だったと考えられますね。
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