[サウンド・マーケット]民放FM,1984年1月24日
<ジャパニーズ・フュージョンは今!・2~マルタ>
アルバム発売記念コンサート。
○IN YOUR DREAM
○SHINY LADY
○STARDUST
マルタ&益田幹夫duo演奏
○WHAT'S UP
○EVENING CALM
マルタ sax、渡嘉敷祐一 ds、岡沢章 b、森園勝敏 g、天野清継 g
益田幹夫 key、松浦義和 syn
'83.11.21.東京、六本木ピットインにて
「ジャパニーズ・フュージョンは今!」の2日目ですね。
この日はマルタさんのアルバム発売記念ライブでした。
デビュー・アルバムを出したばかりですが、
http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/2185/
キーボードの二人はアルバムには参加していません。
そういうミュージシャンの違いでレコードとは違った演奏が聞ける
というのも、エアチェックのし甲斐があります。
ただ、僕の場合、そういう違いが分かるほどではないけれど。(^_^ゞ
2曲目の<Shiny Lady>では、ギター・ソロ・バトルを聞くことができ
ます。そんなに熱い感じのソロではないので、ギター・ソロのかけ合い
といった方が良いでしょうか。
この頃は天野さんの名前を認識していなかったし、「こちらの簡単
そうなソロが天野さんかな?」と、思ったり。(笑)
司会の西田珠美さんの話。
マルタの音楽の魅力としてまず挙げられるのは芸大、そしてバークリー仕込みのアルト・サックスの見事な実力振りでしょう。特に音色の美しさは数ある日本のプレイヤーの中でも群を抜いています。
一方、今の話振りにも窺えるエンターティナーとしての魅力。長年アメリカのショー・ビジネスの世界に身を置いてきただけあって、聴き手をリラックスさせて楽しませる才能も身につけているようです。どうも話は苦手というジャズ・メンが多い中でマルタのようなキャラクターの持ち主は得難い人材です。
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