[ライブ・イン'84]民放FM,1984年5月6日
<杉田二郎を迎えて>
カバー・アルバムをリリースしているんですね。
ジローズ時代は好きな歌もあって少しは聞いていたんですけど、ソロになってからはほとんど聞いてません。この番組を聞いたものの、カバーをしていることはまったく忘れていました。
○男どうし
○夢のつばさ
○八ヶ岳
杉田:僕は歌い始めて十数年になりますけども、自分でまぁ大体歌を作って、えー、ずっと歌ってきたんですが、人が作った歌でも好きな歌がいっぱいありますねぇ。えー、そんなね好きな歌ばっかりを200曲くらい集めまして、昨年の7月にですね、「メロディー・バスケット・二郎(←表記は?)」というアルバムを作りました。アルバムに別に200曲入っているわけじゃないんですが、えー、200曲の中から十数曲集めましてね、えー、僕が好きな人が作った歌を、そんな歌ばっかり集めたアルバムを、去年発売しております。今日はその中で、そのアルバムに入ってる歌も入ってない歌も、僕が好きな歌をちょっと数曲やりたいなぁと思いますね。一曲目はこれはきれいな歌なんですよ。えー、ブレッド&バターがずーっと歌ってますね、<マリエ>という歌、ちょっと聞いてください。
○マリエ by ブレッド&バター
杉田:どうもありがとう。<マリエ>という曲を聞いてもらいました。
うん。こういうあのー、少女を想うような気持ちってのは僕は好きですね。年々自分がその、そういう、うー、雰囲気から遠ざかってるなぁと思うんで、こういう曲を歌ってるとすごくやっぱり新鮮になります。
えー、次に2曲続けて聞いてもらいたいんですけど、次の歌はレコードには入ってなくて、えー、これを作ったですね、吉田拓郎からですね、脅しがありました。「なんで俺の曲は入らなかった?」えー、別に、本当に入れたかったんだけど、僕はどっちかというと<祭りのあと>っていうね、あっちの作品を彼の作った歌の中では入れました。でも、是非今日は歌いたいなぁと思ってですね、やってみます。<たどり着いたらいつも雨ふり>そして<さらば恋人>と続けていきます。
○たどり着いたらいつも雨降り by 吉田拓郎
~さらば恋人 by 堺正章
タケカワ:今日はラストショーの皆さんが素晴らしい演奏を聞かせてくれているわけですが、今日はこの辺でメンバー紹介をしたいと思いますんで、-略-
ラスト・ショー:島村英二 ds、さかきばらゆういち b、徳武弘文 g
中西康晴 key、平井宏 key、松田幸一 blues harm、たなかはるひこ g
;岡崎倫典 g
○映画「さよならジュピター」挿入曲
杉田二郎:平井宏 key、岡崎倫典 g
○酔いどれ散歩
○♪ハイウェイ南へ 風が泣いてる
杉田二郎
最後の2曲はニュー・アルバムからと紹介していましたが、最後の曲紹介がなかったので曲名が分かりません。
それからラストショーのメンバーの二人の漢字が分かりません。
ブレッド&バターのイメージからして、杉田二郎さんがカバーするなんて想像できませんが、杉田さんの歌は杉田さんの歌で良かったです。ただし、雰囲気がまったく異なるので好みにもよると思いますが。
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