[ライブ・イン'84]<原田真二&クライシスをゲストに迎えて>民放FM,1984年5月20日
ツアーの真っ最中。
○雨のハイウェイ
○レット・ミー・ホールド・ユー・アゲイン・トゥナイト
○フユノラブソング
○プラネット・ビジョン
○愛してかんからりん
○ギンガ・ドリーミン
○モダン・ビジョン
原田真二&クライシス:
古田たかし ds,vo○印、太田美知彦 key,sax,vn、有賀啓雄 b
2曲目と3曲目の間にトークがありました。
タケ:あのー、何かとってもさぁ、ノリがとっても良いよね。
原田:あ、どうも。ありがとうございます。
タケ:ダンスの__(←聞き取れず)というか、
原田:そうですね。
タケ:なんかダンス音楽という気がするんだけども、それはやっぱり意識して?
原田:そうですね、今回のね、アルバムはわりとベイシックなものが、なんて言うのかな、リズムがしっかりしてるというか、わりとタイトに出てくるスタイルが多いんです。それであのー、まぁ前回から結構考えてた、何て言うのかな、和的なトライというか、琴が入ってたりとかね。
タケ:あぁ、そうなの。
原田:ダンサブルな奴にそういう何か日本的な音が入ってきたりして。
タケ:日本的っていうのはあのー、何て言うの、感覚的な日本的なものなのか、それとも音的な日本的なものなのか。
原田:あのね、あのー、両方なんですね。
タケ:うん。
原田:で、和楽器を、まぁ和楽器として入れてるパターンもいっぱいあるんですけどもね、琴の音とか締太鼓とかね。そういうのも結構あるんだけども、あとメロディー・ラインも、あ、何て言うのかな、京都みたいな(笑)、そういう
タケ:そうなんだ。
原田:その辺になんか凄い良いメロはないか、みたいなね。
タケ:その辺ってのは何て言うのかな、あのー、アメリカ行ってきたでしょう?
原田:ええ。
タケ:で、その辺に、やっぱりアメリカに限界を感じたっていうような、こと。
原田:あのーー、限界っていうかね、何かやっぱりよりオリジナリティーの高いものを完成させたいっていうのがあったのと、
タケ:うん。
原田:それと、まぁアメリカ、いて、ヒットチャートがもう、何て言うんですか、向こうの連中に言わせるとかなりマンネリ化してるぜ、みたいな。
タケ:あぁ、なるほどね。
原田:意見が出てきててね、
タケ:新しいものが欲しい
原田:そうなんですね。で、わりと東洋に目、向けてる連中も多くて、
タケ:ふんふん。
原田:なんかこう、よく考えてみるとね、僕らも洋楽ばっかりみたいな世界だったんだけども、なんか自分の足元をもう一回見直してスタートしたら面白いんじゃないかなと。
タケ:でも、実際はさぁ、
原田:えぇ。
タケ:わりとだから小さいときから洋楽をずっと聞いて育ってても、
原田:えぇ。
タケ:でも、知らないうちに日本の持って来てんだよね。
原田:そうですね。
タケ:だから、和楽器なんか使うにしても、意外とここに入れたら良いんじゃないかっていうのがわりぴったりいったりするんじゃないのかな。そういうのは?
原田:ありますね。
タケ:わりと?
原田:えぇ。
タケ:わりと。あっ、これだ!みたいなのがもう最初からあったり。
原田:そうなんですね。後でまたやらせてもらうんだけど、あのー、メロディーと、あのー、歌のメロディーとそれを琴が一緒にとってたりとかね。
タケ:あー。
原田:全然それで違和感なくて。
タケ:面白いね、それは。
原田:普通みたいなね。
タケ:じゃあ、楽しみにすることにして、次の曲をいってもらいたいと思いますが。
原田:はい。
ドラムの古田たかしさんが1曲歌ってますが、本人の作詞・作曲だそうですね。
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