LOCO ISLAND 二名敦子 VIH-28173,1984年5月21日
デビュー・アルバムの謎。
SIDE A
1.カラパナ・ブラック・サンド・ビーチ 高中正義 作曲
2.エリア・コード808 堀口和男 作曲
3.ラハイナ・ミッド・サマー・クルージン Henry Kapono 作曲
4.ブギー・ボード 安部恭弘 作曲
5.ブルー・キュラソー 佐藤博 作曲
SIDE B
1.スピン・ドリフター 桜井哲夫 作曲
2.ちょっと泣きたいWednesday 村田和人 作曲
3.渚のフェイム 小杉保夫 作曲
4.ハワイアン・シャワー 谷口雅洋 作曲
5.コナ・サンセット 小笠原寛 作曲
6.ホノルル・シティ・ライツ Keola Beamer 作曲
作詞:三浦徳子 except A5 by 二名敦子
B6 by Keola Beamer、三浦徳子(日本語詞)
編曲:佐藤博
Guitar:Henry Kapono、D.J.Pratt
Bass:Jay Morina、桜井哲夫(櫻井哲夫) on B1
Keyboards:Gayload Holomalia、佐藤博
Drums:Alvin Fejarang
Ukulele:Herbert Ohta、Jan Luna
Sax:Jake H. Conception
Strings:Joe Strings
On B3
Guitar:鳥山雄司
Bass:伊藤広規
Keyboards:佐藤博
Drums:村上秀一
アドリブ誌で取り上げられていて聞いてみたいと思ったアルバムでしたが、レコードは買わずにレンタルしました。新譜紹介の記事では作曲者に高中さん、桜井さんなどの名前があるものの、バックのミュージシャンに日本人の名前がなかったのがレコードを買わなかった理由じゃないかと思います。
※5月号には桜井さんが参加していると書かれていましたが、覚えていなかったと思います。
レンタル店になければそのまま聞かずに終わったかなぁ。
レンタルだから1~2度しか聞いてなくて曲は覚えていませんが、好みのタイプの音楽だったと思います。
この人の変わった?名前で気が付いたんですけど、これ以前の雑誌の切り抜きを残していて、曲名やミュージシャンを書いた僕のメモに写真を貼っています。プレイボーイか平凡パンチだったと思いますが、テイチクからアルバム「PLAY ROOM~戯れ」を出した後のようで、小野麻早さん撮影のセミ・ヌード写真です。(^_^ゞ
こちらのアルバムは'04年に発行された「Light Mellow 和モノ669」という本によると'83年リリースのようですね。金澤寿和氏の記述によると、「一部のシティ・ポップス・フリークの間で存在が取り沙汰されている幻のファースト。これまではハワイ録音の84年作『LOCO ISLAND』がデビュー盤とされてきたが、・・・」とあります。
でも、アドリブ誌'84年6月号のひろなか康乃さんの解説ではこれまでに2枚のアルバムがリリースされていて、これが3枚目と書かれているんですよね。だから、僕には「いつの間にこの『LOCO ISLAND』がデビュー盤とされていたの?」なんですけどね。
話は少し戻って、僕は「PLAY ROOM~戯れ」というアルバムを聞いたことがありませんが、和泉宏隆さんが編曲しスクェアが参加している曲もあるらしいので、機会があれば聞いてみたいと思っています。
それより気になるのは「PLAY ROOM~戯れ」が本当にデビュー盤なのか?ってことです。
僕の残した切り抜きでは「今春・・・出した・・・」と書かれているので、'83年春にリリースされていたことになりますが、丁度1年くらい後にこの「LOCO ISLAND」をリリースしているわけで、その間の秋頃に2枚目のアルバムをリリースしていても不思議ではない気がします。
でも、レコード会社が変わっているので、秋ではなくて「PLAY ROOM~戯れ」より前にアルバムがリリースされているような気もするんですよね。
ネットで検索しても「LOCO ISLAND」より前のアルバムは「PLAY ROOM~戯れ」しか出て来そうにありません。金澤氏によると、別名義でシングルがあるという未確認情報もあるそうですが、もしかしてアルバムがリリースされているとか?
そうでなければ、ひろなかさんの「LOCO ISLAND」が3枚目という記述が間違っていたとか?
さて、僕の疑問を解いてくれる人はいるでしょうか。
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