[ゴールデン・ライブ・ステージ]<二名敦子ライブ>民放FM,1984年9月16日
ライブのメンバーも良いですね。
○エリアコード880
○Boogie Board
○Lahaina Mid Summer Crusin’
○Kana Sunset
○渚のフェイム
○Blue Curaçau
○Spin Drifter
○Hawaiian Shower
○ハード・パッション・カレー
二名敦子
演奏=佐藤博 p、深町純 syn、美久月千晴 b、鳥山雄司 g
岡本敦男 ds、Jake H. Conception(sax)
マイク・ダン vo○印,cho、ケーシー・ランキン cho
ミスター・サンチャーゴ cho
'84年7月3日、東京、六本木ピットインにて
二名さんに関してはアドリブ誌に載っていたことで名前を知り、アルバム「ロコ・アイランド」をレンタルして聞きました。この日はアルバム・リリース後のライブのようで、ほとんどアルバムの曲を演奏しているようです。最後の曲だけアルバムには入っていませんが、「カレーの好きな彼のために作りました」と紹介しているので、オリジナル曲だとは思うけど、シングル曲なのか次のアルバムに入っているのかは知りません。
この日は、カシオペアの桜井哲夫さんも来てくれる予定だったけど、明日からモンタレー・ジャズ・フェスティバルにカシオペアで出ると言うので、荷造りに追われて来れない、と連絡が入ったそうです。ちょっと残念ですね。
司会の青木誠さんが二名さんのことを紹介してくれたので、それを聞きとってみます。
青木:えー、それでは二名敦子さんちょっと紹介しましょうね。あの、彼女はいろんな話を聞きましたから自信を持ってご紹介できますけども、二名さんはね、大阪出身なんですね。で、高校時代はロック・バンドで歌っていたんですけど、あのー、ソウル系の人が好きだったらしいんですね。チャカ・カーンとかマリーナ・ショウとか。ま、中でも一番好きだったのはジャニス・ジョップリンでね、歌もそうなんですけど彼女の壮烈な生き方に憧れましてね、で、ステージの上でお客さんにお酒を配ってね、こうけしかけちゃったりね、煙草をスパスパ吸ったりっていうなかなか過激少女でもあったようですよ。で、短大を卒業いたしまして東京に出て来て亀渕友香さんにボーカル・レッスン受けたんですね。で、実は彼女はすでに2枚のLPを出しているんです。ジャズ・レコードなんですけど。ところが、それはどうもなんか私と違うっていうんでね、今度はその時のイメージとガラッと違ったものを録音した、らしいんですね。やっと、歌手としての方向が決まってきたっていうところなんじゃないかと思います。でね、会って話してますととってもシャープで知的でキラキラしたギャルでありました。
前に「ロコ・アイランド」の記事で少し書きましたが、ここでも青木さんが「すでに2枚のLPをリリースしている」と言ってますね。これだけはっきり分かっているのに、どうして「ロコ・アイランド」がデビュー・アルバムになったのか不思議です。
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