加山雄三さんは東宝映画だったが、この頃は日活映画をよく見に行っていたんじゃないかと思う。
この二人のカップリングの映画は特によく見たと思うんだけど。

本によると｢二人の銀座｣は1966年11月だそうだ。
前の作品｢ユー･アンド･ミー｣とのカップリングで4曲入りコンパクト盤を買っているから、
映画を見てからレコードを買ったのだろうと思う。

ちなみに、ベンチャーズの作品｢Ginza Lights(二人の銀座)」は
日本発売'66年9月の「ゴー･ウィズ･ザ･ベンチャーズ」に収められている。
日本を意識して作ったわけではなく、
出来上がった曲が日本的だったので、そういうタイトルをつけたとメンバーが話している。

日本人によって詞をつけられて歌われるとはまったく思っていなかったそうで、
でも、これがベンチャーズによる日本のメロディーの先駆けになったのは間違いない。

話を戻して、このカップルによる楽曲はその後も2曲リリースされている。
※その後は知らない。
「星空の二人」はいずみ・ひさとき作詞･作曲で｢東京ナイト｣がふたたびベンチャーズの作品だ。
ベンチャーズの作品は永六輔氏の作詞。
｢東京ナイト｣は映画化されて見に行った。

｢ユー･アンド･ミー｣のシングル盤は中古盤店で見つけた。
EP盤にそれぞれシングルのA,B面を収録しているものと思っていたから、
Ｂ面の｢二人の虹」がレコード･ドラマになっていたのに驚いた。
日本で初めてのレコード･ドラマと書かれているが、その後もドラマのレコードはあったのだろうか。

なお、その他のシングルのＢ面は和泉雅子さん一人の歌だ。