[ザ・ミュージック]<ウェザー・リポート・ライヴ!>民放FM,1984年10月28日
ライブが放送されるなら。
○D♭ワルツ
○ホエア・ザ・ムーン・ゴーズ
○メドレー:♪8:30 ~ ♪ブラック・マーケット ~
♪エレガント・ピープル ~ ♪スワンプ・カペジ ~ ♪バディア ~
♪ア・リマーク・ユー・メイド ~ ♪バードランド
ウェザー・リポート:
ジョー・ザビヌル key、ウェイン・ショーター sax、オマー・ハキム ds
ヴィクター・ベイリー b、ミノ・シネル perc
'84.9.28. 東京、厚生年金会館にて
ウェザー・リポートは僕が聞いているジャズ・フュージョン・グループの中ではわりと早くに聞いたグループなんだけど、ギタリストがいないグループなので、あまり積極的に聞くことはありませんでした。
このブログにアップするのを忘れているけど、「スウィート・ナイター」を聞いた後「ミスター・ゴーン」、「8・30」、「ナイト・パッセージ」の3枚のアルバムをおそらくそれぞれリアルタイムのFM放送でほぼ全曲を聞いています。
ライブ放送を聞くのはこれが初めてでした。それで、まぁ聞いてみようかと。
こんな聞き方だったので誰がこのバンドのメンバーなのかよく知らないところがありましたが、2年ほど前にジャコ・パストリアスが抜けてリズム・セクションがビクター・ベイリーなどに変わったようで、テクニック的にはまだ問題があるかもしれないけど、バンドとしてのまとまりみたいなものが今の方が出てきているんじゃないかと司会の難波弘之さんが言ってます。
それから、ジョー・ザビヌルは、ピアノ類がまったく無くなって、全部シンセサイザーを使っているとか。難波さんが「オーバーハイムのエキスパンダー、・・・」とか楽器名をいろいろと言ってるんですが、僕は楽器類には疎いのでちゃんと聞きとれません。
初日はシンセの調子が悪かったけど、この日は大丈夫だったようです。
難波さんがこんなことを話していました。
アメリカではフュージョン・ミュージックなんて言わないですね。ダウンビート誌で彼らは人気投票第一位獲得しているんですけど、その部門はですね、エレクトリック・ジャズ・クーループ部門というんですよね。いわゆるフュージョンというと、なんかこう軟弱BGMという感じがしますけれども、彼らはですね、相変わらずこのプログレッシブな姿勢を○○○(←聞き取れず)を守っているという感じでね。インプロビゼーションがたくさんあって非常にこう、えー、即興演奏とね、アドリブ・プレイ、そのー、非常にあのー、何て言うんですかね、高度な演奏を相変わらずしてるわけです。
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