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# ゴールデン・ライブ・ステージ/富樫雅彦
2010/07/15 18:46
[ゴールデン・ライブ・ステージ]民放FM,1984年12月23日
<富樫雅彦インプロビゼイション・ジャズ・オーケストラ・ライブ>

松岡直也さんのバンドにいたので。

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○デザイアレスト by ドン・チェリー
○アップ・アンド・ダウン ※演奏時間が長いので一部を放送 by 富樫雅彦
○ワルツ・ステップ
富樫雅彦インプロビゼイション・ジャズ・オーケストラ:
富樫雅彦 perc、佐藤充彦 p、高柳昌行 g、翠川敬基 b
吉野弘志 b、豊住芳三郎 perc、宮内俊郎 perc
岡野等 tp、吉田哲治 tp、安田伸二 tp、粉川忠範 tb、佐藤春樹 tb
梅津和時 sax、松風鉱一 sax、広瀬淳二 sax、中川昌三 sax,fl

'84年11月7日、東京、草月ホールにて


富樫さんが、昔、松岡直也さんのバンドにいたという話を知っていたので、気にかけていたんですけど、ジャズ畑での活動をしている所為か、ほとんど聞く機会がありませんでした。この番組で初めて富樫さんの音楽を聞くことになったと言えます。

番組の司会の青木誠さんが、このライブは来春に2枚組のライブ・アルバムになると言ってましたが、どんなアルバムだったのかまったく調べていません。

さて、その青木さんによる富樫さんの紹介で、松岡直也さんの名前が出てきたので、聞きとってみました。

青木:えー、富樫雅彦さんを紹介しましょう。1940年、東京生まれ。
 えー、この話はね、あの、松岡直也さんに聞いて驚いたんですけど、今から30年前に、その松岡さんのところにね、「僕ドラムやります」って来た子供がいたっていうんですね。これが富樫さんで15才ですって。だけど、あの、松岡さんの方もね、16か17だったと思うんですよね。えー、このピアノ・トリオはジャリ・バンドと呼ばれていたんだそうですけどもね。

その後富樫さんは渡辺貞夫カルテット、八木正生トリオなんかで活躍いたしましたけど、えー、僕が一生懸命ジャズを聞いていた今から20年、17,8年ぐらい前でしょうかね、日本のジャズ界では渡辺貞夫さんがトップ・スターでしたけれども、すぐ下に若手で日野皓正さんがおりました。
 で、丁度起こってきたフリー・ジャズの方で山下洋輔、富樫雅彦のグループがあったわけですね。
 で、これが少ししまして、山下さんの方は山下洋輔トリオ、ドラムが森山威男、テナーが中村誠一、それから富樫さんの方はピアノの佐藤允彦さん、翠川敬基さん、ベースですね、と組んで人気を二分していたわけです。日本のいわゆるフリー・ジャズの草分けの人ですね。
 で、その後はドラマーというよりもパーカッション奏者としてもう本当にユニークな、世界中探してもこの人のようなパーカッションはいないというユニークな演奏をしております。

 

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