[ライブ・コンサート]<ラジ・公開ライヴ>民放FM,1984年12月29日
待ち望んでいました。
○♪大きな月の夜 バンブーの花が咲くと・・・
○ダブル・ムーン
○セソワ
○瑠璃色の恋人達
○チェリストの亡命
○夜明けのスターライト
○MAMAMIYA
ラジ
演奏=TOP STONE:滝本李延 ds、唐木裕史 g、本田達也 b
西本明 key、ジョー・リノイエ sax、広谷順子 cho
新宿「ルイード」から生中継でした。生中継の場合は井上堯之さんのほかにアナウンサーの中村こずえさんが加わります。
ラジさんは僕が好きな声の持ち主の一人で、いつかFMでライブを聞けないかなぁと思っていたんです。丁度3年振りにアルバム「午後のレリーフ」を出したばかりなので、良いタイミングでした。
前作の「アコースティック・ムーン」がリリースされた数か月後に民放FMも聞けるようになったけど、その頃にはライブを聞けなくて、その後ずっとアルバムもリリースされませんでしたからね。
その3年間どう過ごしていたかをトークで少し話してくれました。
中村:この3年くらい、まぁ、あのー、なんて言うの、前のアルバムを出してから、まぁブランクと言うのかしら、あったんですけども、この間というのは何をなさってたんですか?3年くらい。
ラジ:えーとね、わたし高校の時からずっと歌ってたんですよね。
中村:えぇ。
ラジ:で、なんかあのー3年前っていうのはね、結構、気持ちがこういっぱいになっちゃってちょっとお休みしたいなぁっていう気持ちもあったのと、同時に、それでまただんだん元気が出て来ましたね。今日後ろでやってくれている仲間とも知り合えたし。
井上:うん。
中村:だって、その3年間というのは本当にぼーっと、
ラジ:そう。ぼーっとしてたんです。それで、でもね、みんなと一緒にセッションみたいなことをやったりとか、えーと、ときどきスタジオの仕事なんかもやってたんですけど。
中村:そうですか。
ラジ:表立った活動は一切してなかったですね。
※この少し後に名前の由来を話しています。
井上:たとえば、インドへ行きたいとか。
ラジ:はい。
井上:30になったら。
ラジ:えぇ。
井上:あとどれくらいなんですか?
ラジ:あと、もうちょっと。(笑)
中村:(笑)
井上:(笑)
ラジ:まだ1年以上ありますけど。
井上:今みたいな、すごく女の子みたい。可愛いね。
ラジ:(笑)
井上:あの、どうしてインド行きたいんですか?
ラジ:あのね、わたし、名前の由来がね、
井上:えぇ。
ラジ:ラジ、、名前の由来、ラジって言うんですけども、
井上:うん。
ラジ:そのラジっていうのはね、巨象マヤっていう昔TVドラマがあって、インド少年
井上:はい。10年くらい前ですね。
ラジ:サジト・カーンっていうね、人の大ファンだったのね。
中村:あーぁ。
ラジ:それでみんなお友達が私のことラジって言うようになって、
井上:あー、そうですか。
ラジ:もう、ほんと、私の人生ってのは大げさですけどもね、半分以上はラジって呼ばれてるのね。
井上:あー、なるほどね。
ラジ:これはきっとなんか呼ばれているのではないかと思って。
- 略 -
井上:一つだけ。ラジって本名ね、聞いたらイメージ下がるから、名前だけ教えて。名字いいから。
ラジ:あのね、本名は「あつこ(表記は?)」っていうんです。
井上:あつこさん。
ラジ:(笑)
井上:あつこさん、次行きましょうか。
さて、ライブの演奏曲ですが、1曲目は紹介しなかったので、タイトルが分かりません。レコードを持っているので歌詞を調べたらすぐ分かるかもしれないけど。(^_^ゞ
番組の最初にアルバム「午後のレリーフ」からとライブでやっている曲をと言ってましたが、そのライブでやっていたと思われる曲<夜明けのスターライト>は2年くらい温めていた曲と紹介してました。この曲は誰の作品か紹介されていないし、その後のアルバムにも入っていそうにないんですけど、レコーディングされていないとすれば貴重な演奏になりますね。
バックのバンドをトップ・ストーンと話していましたが、アルバム「午後のレリーフ」の編曲者にTOP STONEがいますね。アルバムを買ったときは誰のことやら分からなかったと思いますが、ほぼこのメンバーかな?
この「ライブ・コンサート」はこの回が'84年最後の放送でした。この頃の放送ではエンディングで次回の出演者が自分で出演予告をしていましたが、その声をアップします。
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