ADLiB'85年9月号 1985年8月14日発売
驚かされた?
この号は読みたい記事があまりなかったかな。向谷実さんのソロ・アルバムに関してのカラー記事が2ページあったけど、1ページが向谷さんの顔写真という感じで、本文は1ページ。マルタさんの記事も2ページで、向谷さんと同様な感じの写真と記事。
後は橋本一子さんのモノクロ記事と、少し興味が薄れるけど、カラー・ページの阿川泰子さんの記事くらいなものかな。
そういう記事より驚いたのがアドリブ誌の発売日変更の記事。
10月号から19日発売と書かれていたんです。
驚いたというより残念に思ったことになるかも。
レコードの発売日は21日か25日くらいが多かったと思うんですよね。
アドリブ誌が19日発売ということは地元では2日遅れの21日発売になります。僕はレコードを店頭で見て買うより注文して買うことが多かったので、新譜情報はより早く知りたかったんです。14日発売でも少し遅く感じるのに、レコードが発売されてから新譜情報を知るというのでは遅すぎるんです。
発売時にたいていのレコードが店頭に揃っていると思われる都会ならあまり心配しないで良いかもしれないけど、地方ではマイナーなものはあらかじめ注文しておかないとなかなか手に入らなくて困るんですよね。
以下、新譜情報からカラーで紹介されている僕が聞いていないアルバムを。
●LADY SEPTEMBER/阿川泰子
スピック&スパンなどがバックでブラジリアン・サウンドらしい。興味がないこともないんだけど、阿川さんのアルバムはあまり買っていないし、スピック&スパンも買ったり買わなかったりで、買うのを見送りました。レンタル店にあれば借りていたかも知れないけどね。
●ナタリア/トゥレ・クンダ
全然知りません。トゥレ3兄弟のグループでビル・ラズウェルがプロデュースしているようです。
●Go Goクランキン
コンピレーション・アルバム。解説を読んでもどういう傾向のサウンドなのか分かりません。
●フリーウェイ・オブ・ラブ/アレサ・フランクリン
洋楽ボーカルものだから。
●スリップストリーム~おしゃれサウンド革命~
オムニバス・アルバムみたいです。シャカタクやレベル42の名前があります。既発表曲を集めたものかこのアルバムのためにレコーディングされている曲なのかよく分かりません。
●ボーカリーズ/マンハッタン・トランスファー
コーラス物にはあまり興味がありません。
●ゴー・ゴー―ザ・サウンド・オブ・ワシントンD.C.
「ゴー・ゴー・ダンス向きのファンク・グループのライブ・アルバム」と書かれています。2枚組なんですね。
●マイティ・クラウズ・アライブ/マイティ・クラウズ・オブ・ジョイ
聞いたことがあるような名前にも感じられるけど、たぶん知らない人なんでしょうね。人なのかグループなのかも分からないけど、どうもゴスペルらしいので、あまり興味がない分野だと思います。
●シームレス/ナイロンズ
このグループ名は覚えがないかなぁ。洋楽はあまり興味を示さないようにしているからねぇ。
●クリフ・ハンガー/ジミー・クリフ
洋楽ボーカルものはね。レゲエだったらもっと興味が薄くなるけど。
●ロック・ミー・トゥナイト/フレディ・ジャクソン
こちらも洋楽ボーカルものですね。
●マテリアル・サングス/ディール
名前は全然知らないと思います。ファンク・グループらしい。
●サラの犯罪/日向敏文
日本人ミュージシャンだから興味はあっても、癒し系サウンドのようだし、レコードを買ったり借りたりはしないです。FM放送でかかれば聞いてみる気になったかも。
●ソウル・シャドウズ/クルセイダーズ
MCAから発売されたアルバムから選曲した日本だけの企画アルバムだそうです。
●マンハッタン・エナジー/マーク&モンク
ボーカル&インストゥルメンタル・デュオということらしい。名前だけで解説がなければボーカル・デュオだと思うんでしょうね。
●愛はまどろみ/ジョージ・ハワード
あまりよく知りません。「歌のないグローバー・ワシントンのサックス」だそうです。
●テイク・ノー・プリズナーズ/ピーボ・ブライソン
洋楽ボーカルものなので。
●ファンタジック・モーニング/ジョン・シーミス
名前を知りません。アメリカがウィンダム・ヒルならイギリスではコーダらしい。そういう系統のサウンドなら聞けば悪くないんだろうけど、洋楽だし癒し系だとよけいに聞こうとはしなかったですね。
●スポイルド・ガール/カーリー・サイモン
女性ボーカルものですね。洋楽はあまり聞こうとしません。
●システマティック/ビリー・グリフィン
これも洋楽ボーカルものだけど、男性のようですね。
●オールダー・ウィメン&アザー・クライムズ
/キッド・クリオール&ザ・ココナッツ
なんとなく名前は知ってると思うんだけど、音楽は全然聞いたことがないと思います。
●ロックン・ロール・アーリー・デイズ
(たぶん)同タイトルのビデオの音声というかサウンド(音楽)版らしいです。
●宇宙からの帰還/アンソニー・デイビス
ピアニストみたいですね。セカンド・アルバムでオリジナルと同名映画のサウンド・トラック作品からできているようです。
●ワイルド・ロマンス/ハーブ・アルパート
洋楽だからあまり聞こうとしないけど、聞けばそれなりに良いと思うのかもしれないですね。
●フィジカル・プレゼンス/レベル42
2枚組のライブ盤のようです。全然興味がないということはないんだけど、洋楽だからということで。
あと、マリーンさんの「Be・Pop LIVE」という6月4日に新宿厚生年金会館で収録されたビデオ・ソフトがリリースされるようで、見たいという気持ちがあったんですけど、7800円という値段に手が出ませんでした。
数年後にレンタル・ビデオ店にあったのを借りて見た覚えはあるんですけど、それがいつ頃だったか覚えていないんですよね。
他にも「POESY OF THE ISLAND」というイメージ・ビデオがリリースされるようで、鳥山雄司さん、小林泉美さん、沢井原兒さんの名前に少し興味を持ったけど、環境音楽っぽい気がしたし、さらに高い9800円だったので、まったく手が出ませんでした。
こちらは見たことがありません。
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