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# アドリブ誌 '86年4月号
2011/05/18 15:00
ADLiB 86.4.
ADLiB'86年4月号 1986年3月19日発売

100号。

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'73年の創刊から100号になるそうで、「RECORD HANDBOOK(レコード名盤200選)」という別冊付録が付いていました。

ADLiB 86.4.

そして、「ADLIB100号記念アンケート付プレゼント」。
これには受取人払いの葉書が付いていたんだけど、それにほとんど書き込んでいるのにそのまま残っています。(苦笑)
僕の希望は「CLASSY腕時計」と第2希望として「ウィンダム・ヒルの時計」だったようです。他にも全13種のプレゼント品がありましたが、希望した品を含めて、どうしても欲しいと思うものがなかったようで。
「好きなアーティスト、グループを3つあげて下さい。」というアンケートにはプリズム、松岡直也、渡辺香津美を書いていました。

さて、この号の内容ですが、巻頭カラーで「グラミー賞」の記事でした。
僕は洋楽にはあまり興味を持っていなかったので、グラミー賞に関しても興味がありませんでした。カラー写真を目で追うだけ。次のジェームス・ブラウンの記事に対しても同じように興味を持っていなかったので、そのままスルー。

そして、いつものニュー・ディスクのコーナー。
日本人ミュージシャンのアルバムはちょっと聞いてみたい気持ちはあるんですけど、欲しいと思うアルバムがありませんでしたね。
カラー・ページに載っているのは以下のアルバムでした。

●センチメンタル・タッチ/アルバート・バン・ダムと7人の歌姫達

●ダーティ・ワーク/サ・ローリング・ストーンズ

●鯔背<いなせ>/ジョン・スコフィード

●トランジット/アイラ・スタイン&ラッセル・ウォルダー

●タッチ・オブ・レイン/鈴木良雄

●プレシャス・モーメンツ/ジャーメイン・ジャクソン

●ビジョンズ・オブ・エクセス/ザ・ゴールデン・パロミノス

●キング・オブ・アメリカ/ザ・コステロ・ショウ

●エトーシャ(創世紀)/サンフォード・ポンダー

●カラー・パープル~オリジナル・サウンドトラック

●サタデイ・ナイト・ライブ!フロム・ワシントンDC/トラブル・ファンク

●スマイル・フォー・ユー/今田勝

MAZARATI/マザラティ

●グラマラス・クラブ―DANCE EP―/シーラ・E

●コントロール/ジャネット・ジャクソン

●ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド

●ア・ロング・タイム・カミング/イブリン・“シャンペン”キング

●ラブ・ソングス/ジョージ・ベンソン

●アイ・ライク・ユー/フィリス・ネルソン

●出会いと別れ/ミルトン・ナシメント

●ロック・ミー・アマデウス/ファルコ

●ライブス・イン・ザ・バランス/ジャクソン・ブラウン

MARILYN MARTIN/マリリン・マーティン

●アクワイアド・テイスト/ジュニア

●キュリオシティ/ジェッツ

●ミーン・ビジネス/ザ・ファーム

●バック・トゥ・ザ・ワールド/デニス・デ・ヤング

●春暖

●シャリ・シェリ・レディ/モダン・トーキング

●オープン・ザ・ネクスト・ページ/ブラック・ペイジ

このコーナーの後の「WHAT'S HAPPENING?」はいつも興味のある部分だけを拾い読みです。

次に100号記念特別立体企画として「ADLIB SOUND HISTORY」が2色刷りで8ページ。
僕がアドリブ誌を初めて見て買ったのは'79年春の号なので、'73年秋からの簡単な音楽史というか、アドリブ誌にどういう記事が載っていたか、少しだけ分かりました。

この後はモノクロ・ページになって「QUIET SOUND」という記事。
溝口肇、中西俊博、村松健、イサオササキ、インテリアズ、日向敏文(以上、敬称略)がそれぞれ1ページずつで紹介されていました。
音楽的にはフュージョンほど興味がなかったので、日本人ミュージシャンだし簡単に流し読みだけでもと。村松健さんはアルバムを買っていたのでしっかり読んだかも。

モノクロ・ページが続くけど、今度はチック・コリアと向谷実さんの対談。
向谷さんには大いに興味があったけど、チック・コリアにはそれほど興味がない。でも、カシオペアのことも話しているかと思って、読んだんじゃないかな。

桜井哲夫さんもジャバンへのインタビューをしていました。こちらはカラー・ページとモノクロ・ページに渡っています。でも、僕はジャバンを知らなかったし、興味がないので、その点が少しつまらなかったです。

後は鈴木良雄さんの記事ですね。

楽器は演奏しないから、楽器の記事に関しては読まないことも多かったけど、この号では松岡直也さんが新製品チェックに登場していたので、しっかり読みました。
チェックしていたのはTechnics PCM Digital Piano SX-PX7でした。


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