OSAMU 喜多嶋修 ILS-80936,1977年
ファーストは東京での自主制作だったけど、
セカンド・アルバムはアイランド・レコードとの
契約のもとに製作されている。
SIDE ONE
1.SUI-IN 水陰
2.FROST FLOWERS
3.HEAR THE RAIN, SEE IT FALL
4.ENDLESS STEPS
5.YESTERDAY AND KARMA 昨日-因縁
SIDE TWO
1.PURPLE HILLS AND CRYSTAL STREAMS 山紫水明
2.ELEMENTAL SPIRITS
3.FUR,FIN AND FEATHER 鳥獣魚
4.SUI-YO 水陽
ファースト・アルバムは「日本」を意識しての
日本古来の音楽の要素が大きく出ていたアルバムだったけど、
このセカンドは邦楽と洋楽とがかなり融合されてきていると思う。
ロスに渡って3年間はプロモーション活動とは別に
多くのミュージシャンとセッションを重ねたそうだ。
そして、そのセッションやオーディションを経て
このアルバムのレコーディング・メンバーが選ばれているらしい。
パーソネル:
喜多嶋修:ギター、琴、琵琶、ボーカル
ジョン・八ッグ:ギター、マンドリン
ブライアン・ウィットコム:キーボード、シンセサイザー
ジョフリー・へイルズ:ドラム、パーカッション
デニス・ベルフィールド:ベース
佐野達也:尺八、能竿
ジョージ・マリネリ:ギター
ミニ・リパートン:ボーカル
外国人ミュージシャンだし、あまり馴染みのない名前だけど、
ミニ・リパートンが参加していたことには驚きました。
当時は気付かなかったんですけどね。
彼女は喜多嶋さんにこう言ったそうです。
「これは、ほんとうに私のための音楽だわ。
私の次のアルバムに曲を書いてほしいの」
彼女のアルバムは一枚も持ってないけど、
本当に作品を提供することになったのだろうか?
社交辞令?
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