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# サンシャイン・アベニュー/増尾好秋
2007/02/05 17:35

サンシャイン
SUNSHINE AVENUE 増尾好秋 SKS-8005,1979年4月21日

どれから買ったのか覚えていないけど。


Side 1
 1.Sunshine Avenue
 2.Your Love Is Never Ending
 3.A Threesome
Side 2
 1.Look To Me(And See The Sun)
 2.Someone
 3.I Will Find A Place

増尾好秋:guitar,solina,percussion
Victor Bruice Godsey:a.piano,clavinet,vocal
T.M.Stevens:e.bass,piccolo bass
Robbie Gonzales:drums

Papo "Conga" Puerto:congas
Jorge Daito:a.piano
Charles Talerant:percussion
Shirley Masuo:percussion
Michael Chimes:harmonica

渡辺香津美さんのアルバムで増尾好秋さんのことを知ったと思うけど、
彼のソロ・アルバムをどれから買ったのかは覚えていない。

アドリブ誌には新譜としてこのアルバムが紹介されていたし、
次にupするアルバムのCMがあったので、
どちらも先に買った可能性があるんですよね。

クロスオーバー/フュージョン系の僕の好きなサウンドだったと思います。
でも、夢中になるほど好きということはなかったです。

増尾さんの自作解説より書き留めておきたいことを。

<サンシャイン・アベニュー>
僕が初めて書いたロックン・ロール・フィーリングの曲。

<ユア・ラブ・イズ・ネバー・エンディング>
これはピアニストのビクター・ブルースが2年位前からずっとプレイしていた曲で、歌っているのも彼。
ビクターは今度が初めてのレコーディング、もちろん歌を吹きこむのも初めてのこと。
そうそう、この曲のベース・ラインは僕が書いたんだ。

<ア・スリーサム>
ベイシックなモチーフをブルースが持っていたので、それに僕のアイデアをちょっと入れ、
ベースのT.M.スティーブンスがベースラインを組み立ててできた曲。
僕としてはとにかくジャム・セッションをやっているような曲がほしかった。
僕はソロの一部でトーキング・ボックスで変化をつけてみたし、
T.M.は自制のエレキ・ピッコロ・ベースでエキサイティングなソロをしているんだけど、
彼は本当にモンスターだよ。

<ルック・トゥ・ミー>
チャールスがこの曲のメロディーを弾いているのを聴いた瞬間、ピンときた。
そう、ウェスモンゴメリー風に弾きまくってやろうとね。
それで、普通のジャズ・ギターを使ってメロディーを弾いていったんだ。
チャールズの曲は歌詞がついているものが多くて、、この曲もそのうちの一つだった。
歌も入れようかなあと思ったんだけど、
適当な歌手が見つからなくって結局インストゥルメンタルになったんだ。

<サム・ワン>
チャールスと2人でこの曲をギターで弾きながらあれこれと考えていた時、
たまたま足元に「ダウン・ビート」マガジンが落ちていたんだ。
で、パラパラと見ていたらハーモニカのトゥーツ・シールマンスが載っていたわけ。
そこで二人共トゥーツ・シールマンスなんかいいなぁと思ったんだ。
この曲にも歌詞がついていたから、その場でモガーナ・キングが歌って、
トゥーツのハーモニカをフィーチャーする、なんていうアイデアをまとめたんだ。
・・・・・・・・・・・・・
結局、マイケル・チャイムズのハーモニカを入れたんだけど
ずいぶん違った感じにあがったみたい。
うんとソフトになったし、解りやすくなったんじゃないかという事。

<アイ・ウィル・ファインド・ア・プレイス>
これもチャールスの曲。
これはアル・ジャロウのボーカルで押していこうと思っていたのが急遽変更。
アルが旅に出てしまっていて、なかなかつかまらなかったんだ。
で、代わりの人を入れてやってみたけど、
一味ちがったんで今回は使わないということにしてギターをフィーチャーしてみた。
それからこの1曲にはジョージ・ベンソンのレコードなんかでおなじみの
キーボード奏者ホルヒ・ダルトが参加してくれました。

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