スネイク・ヒップ/白昼の襲撃のテーマ 日野皓正クインテット LL-10111-J,1969年11月
ジャズとは思わなかったなぁ。
カッコ良い映画音楽だとしか思わなかった。
黒沢年男さん主演の映画を見た。
音楽が気に入ったけど、映画のサントラ盤があるのかどうかも気にしなかった。
この映画のサントラ盤がリリースされていたのかどうかも未だに知らないんだけど。
このレコードを手にしたのは後に中古盤店でだった。
映画で日野皓正さんが演奏するシーンがあるらしいけど、全然記憶になかった。
以下、レコードの解説より
≪SNAKE HIP≫
ロック・リズムにのったダイナミックなテーマのあと日野皓正(tp)のソロ、村岡(ts)のソロと続く。
稲葉国光のエレキ・ベースが回りをよく引き立て、ゴーゴー・クラブの雰囲気をよく出している。
≪白昼の襲撃のテーマ≫
テーマに続く日野のソロに、何かけだるさや焦燥感を感じる。彼の感覚の鋭さが、この映画のテーマをよく表している。ラストのピストルの音や叫びも印象的だ。
日活映画のキャバレー・シーンで聞いたジャズは4ビート・ジャズで、僕はそれがジャズだと思っていた。
そして、あまり好ましい音とは思わなかった。
だから、このレコードの音楽がジャズとは思わなかった。
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