インスタント・ラスタ ペッカー YP-2501N,1980年9月25日
25cmレコードなので、ジャケットが少し小さいです。
SIDE 1
1.ベガー組曲~パート1,パート2,パート3
SIDE 2
1.ダブ・ジャム・ロック
2.キリン
ペッカー
向井滋春
坂田明
松岡直也
ほか
これにもウェイラーズなどのジャマイカのミュージシャンも参加しているようなので、
前作↓と同時に録音されたような気がします。
http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/845/
ただし、アドリブ誌の新譜紹介に
坂田明さんのバス・クラリネットと向井滋春さんのトロンボーンは
日本でかぶせたと書かれています。
ペッカーさんは日本におけるダブ・ミュージックの先駆者と言っても良いのかな?
音楽を聞いて「低音を強調したサウンドかもしれない」と思っていたんですけど、
スクェアのファンの人で音楽に詳しい人がダブのことをこう書いてました。
ダブは「リズムやビートの意識的で過剰な強調」と
「人工的なエフェクトの多用」を軸とした制作手法で、
一般にはインストゥルメンタル作品を指します。
なるほどという感じです。
ペッカーさんによると、「ベガー組曲」は
パート1.完成され整ったバージョン
パート2.それのDUBバージョン
パート3.もっと露骨なオリジナルJAMAICAのバージョン
と、DUBの作り方を教えているようなものだそうです。
「キリン」は坂本龍一さんの曲で渡辺香津美さんのキリン・バンドに収録されていました。
http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/678/
このアルバムは大好きだったけど、曲としてはこの「キリン」はあまり印象に残っていないんですよね。
その所為か、又は、もうずいぶん長い間聞いてないので、
どのように違っているのかまったく分かりません。
ペッカーさんが言うには
「もうこれはKYLYNじゃなくてYOCHI YOCHI ZOSANとなっております」
らしいから、かなりテンポが遅いのかな?
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