ニュー・テスタメント ザ・ベンチャーズ LP-80246,1971年6月
ベンチャーズのイメージを覆す
僕が一番お気に入りのアルバムがリリースされた。
SIDE A
1.Good Mornin' Captain
2.Testament
3.Free
4.Oye Como Va 僕のリズムを聞いとくれ
5.Wild World
6.Katana
7.Manchurian Beat さすらいのギター
SIDE B
1.Whole Lotta Love 胸いっぱいの愛を
2.What Is Life 美しき人生
3.Novios Para Siempre 愛する二人
4.Spirit
5.She's A Lady
6.Pesado
1曲目のオルガンによるイントロからしてまったく違うベンチャーズを予感させる。
パーカッションの入ったラテン風リズムになんとコーラスが入る。
これはラテン・ロックのサウンドですね。
このアルバムではサンタナがカバーしてヒットした「Oye Como Va」も演奏しているけれど、
僕はこの時点ではサンタナを知らない。
A1,2,6B3,4,5がベンチャーズのオリジナル。
ベンチャーズにしては珍しくアルバム半分ものオリジナルだ。
※「さすらいのギター」は日本盤のボーナス・トラックのようなもの。
カバー曲の選曲も良いけど、
(と言っても、オリジナルはほとんど知らなかったと思うし、今も聞いたことのない曲もある)
オリジナルが良いんですよね。
B3のスキャットによるコーラスの入ったスロー・ナンバーが大好きです。
いわゆるベンチャーズ・サウンドしか知らない人に聞いて欲しいアルバムです。
このアルバムがベンチャーズの40枚目だそうだ。
1年で4枚平均だから凄いよね。
PR