
David Matthews Presents "GRAND CROSS" K28P-6130,1981年12月5日予定
デヴィッド・マシューズ・プレゼンツ・シリーズ第4弾。
SIDE A
1.GRAND CROSS by Norman Smith
2.KINGSTON CONNECTION by David Matthews
3.AFRO SAX by David Matthews
4.PIPE DREAM by David Matthews
SIDE B
1.MOVIN' MAN by Norman Smith
2.FOR A LITTLE LOVE BABY by Ralph Colucci - David Matthews
3.SAMBAFRIQUE by Norman Smith
4.STAR ISLAND DRIVE by David Matthews
Arranged and Conducted by David Matthews
David Matthews:e.piano
David Sanborn:a.sax
Mike Brecker:t.sax
Randy Brecker:trumpet,flugel horn
Larry Carlton:e.guitar
John Tropea:e.guitar
Cliff Carter:e.piano, mini moog, clavinet, prophet 5, vocal
Marcus Miller:e.bass
Steve Gadd:drums
Sammy Figueroa:percussion
Frank Floyd:background vocal
Ullanda McCullough:background vocal
Yvonne Lewis:background vocal
「スーパー・ファンキー・サックス」「ニューヨーク・ライナー」に次ぐ
デヴィッド・マシューズ・プレゼンツ・シリーズ第4弾らしい。
後の一つは何か知らないけど、
このレコードだけを買っているのはラリー・カールトンが参加しているからかな。
もうどういうサウンドだったか忘れてしまったけど、
悪くはなかったと思う。
レゲエはあまり好きではないリズムだけど、
アフリカン・フィーリングというのが僕の好みかな。
デイビッド・マシューズによる自作解説の覚書を簡単に。
<Grand Cross>はこのアルバムで一番アメリカ的な曲で
メロディーはD.サンボーン、M.ブレッカー、R.ブレッカー3人がプレイしている。
メロディーの後、最初のソロはクリフ・カーターがとり、
まずシンセの低音域から始まり、だんだんとロック・フィーリングで盛り上がってくる。
次のソロはラリー・カールトンのギター。
<Kingston・・・>は私の一番気に入った曲である。
このメロディーを最初に書いた時、すぐさまD.サンボーンのサウンドが聞こえてきた。
<Afro Sax>はちょっと変わったタイプのアフロ・チューンで
マイク・ブレッカーがメロディーを吹いている。
サンボーンのソロ、ラリー・カールトンのソロ。
<Pipe Dream>はランディ・ブレッカーがマイルス・デイビス流に
ゆったりとしたレガートでレゲエのリズムに乗ってメロディーを吹いている。
私のフェンダー・ローズのソロがあり、再びランディーがメロディーをとり、
最後にマイルスのようなスタッカートを用いたソロでフェイド・アウトする。
<Movin' Man>はアフリカで最もポピュラーなダンス・リズムである
西アフリカの"ハイ・ライフ"を私なりの解釈で作った曲である。
ブレッカー・ブラザーズのテーマが終わった後、マイクが実に興味深いソロをとる。
スティーヴ・ガッドの短いソロ。
<For A Little・・・>では、クリフ・カーターのボーカルをフィーチャーしている。
<Sambaafrique>はタイトル通り、アフリカのサンバである。
メロディーは私がフェンダー・ローズで弾いている。
マイクのソロ、次は私のソロ。
<Star Island Drive>はジャズのスイング感あふれるレゲエ・ナンバーである。
メロディーはブレッカー・ブラザーズがとる。
ランディの夢見ごこちなフリューゲル・ホーンが効果的だと思う。
アドリブ誌での新譜紹介には発売日が5日予定となっていたので、
そのまま「予定」を入れました。
変更されていなければ5日発売されているはずです。PR