
SON 松岡直也 & WESING M-12001W,1980年7月25日
今でもラテン・フュージョンの最高傑作だと思います。
SIDE A
1.RAP OUT
2.ADRIA
3.MISTICA LATINA
4.DESCARGA
SIDE B
1.NOCHE CORRIENDO
2.FISHERMAN'S BREAK
3.LET IT HAPPEN AGAIN
松岡直也
大村憲司、和田アキラ
高橋ゲタ夫、中村裕二
渡嘉敷祐一、風間幹也
中島御、ペッカー、マーティン・ウィルウェバー
武田和三、中沢健次、粉川忠範、土岐英史、清水靖晃、伊東たけし
Special Guests:
Tito Puente、Carlos Patato Valdez、Johny Rodriguez、Andy Gonzalez
大村憲司さんも参加しているけど、ウィシングのギターは和田さんに変わっているそうです。
ゲストに予定していたラリー・カールトンが参加していないのが残念ですね。
でも、もし参加していたら、どの曲で参加していたんだろう。
僕が大好きな曲「アドリア」について松岡さんによる解説。
「何かファンタスティックな感じで覚えやすいタイトルはないかなァ
・・・・と言うことで、考え着いたタイトルが<アドリア>。
パイプ・オルガンの音色と、ギター・メロのメキシコ調のイントネーションが、
何となくアドリアの雰囲気かも・・・…。」
メキシコ?アドリアと聞けばすぐアドリア海を思い浮かべてしまいますが、
ヨーロッパではないんですか? と、なってしまいますよね。
<デスカルガ>
メンバーはティト、パタート、ジョニー、ゲタオ、最初にこの編成でリズム取りをし、
後日そのベーシック・トラックにオーバー・ダブして完成する予定だった。
ところがそのリズム取りで思わぬ出来事が起こった。
デスカルガの感じで演ってほしいと彼らに頼んだのだが、
パタートとジョニーが何やらごて出しはじめ、まったくやる気を起こさないのだ。
ごてるだけごてて、レコーディング時間オーバー。
結局最後の手段として、彼らが今迄に演ったことのあるティト・レイ・ティンバレス風にと言うことで、
やっと演る気になってくれた。ベースがアンディに変わって、即ぶっつけ本番。
たった4分の1テイクに彼らの偉大さを改めて感じさせられたものだ。
僕とアキラで後日オーバーダブして完成させた。
この曲は後にベスト盤でパーカッションのみのリ・ミックスがされているけど、
これを聞くとそれもありかな、という気がします。
これも大好きな曲「ノーチェ・コリエンド」はライブ・レコーディングだったそうです。
いっさいオーバー・ダブをしていないという意味での「ライブ」ですね。
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