G.S.で初めて買ったのはザ･スパイダースの｢夕陽が泣いている｣だったと思う。ＡＢ面とも浜口庫之助さんの曲だが、石原裕次郎さんの曲と同じ作者とは思わなかった。

本によると1965年がエレキ･ギター･ブームらしい。でも、まったく実感が無い。
廻りにエレキ･ギータを演る奴はいなかったし、
｢勝ち抜きエレキ合戦｣なんていう番組も地元では放送されてなかったはずだ。

そして、'66年からG.S.ブームと書いているが、こちらは大いに実感ありだ。
ただ、自分にとってはレコード･プレイヤーを買って以降のことだから、少し遅めかもしれない。

もう一枚のレコードは同名タイトルの映画主題歌。
スパイダースだけではなく何組かの競作だったと思う。
残念なことに、僕はこの映画を見ていないんだよね。

このレコードはレコード店で見つけたが、それがいつ頃だったか覚えてない。
当時は情報が少ないからスパイダースがどういうレコードを出しているのかまったく分からなかった。
「夕陽が泣いている」より前のレコードが店頭に並んでいたかどうかさえ覚えていない。
いつもと違うレコード会社からリリースされているので珍しく思って買ったんだと思う。

聞いてみると、聞き覚えのある曲だったのは覚えている。