
弁才天 喜多嶋修 ILS-80580,1976年10月?
このアルバムが一応完成したのは'72~3年頃?
アメリカで'74年にリリースされている。
SIDE ONE
1.弁才天 BENZAITEN(THE GOD OF MUSIC AND WATER)
2.太陽 TAIYO(THE SUN)
3.天狗 TENGU(A LONG NOSED GOBLIN)
SIDE TWO
1.弁才天(リプライズ)
2.不磨 WHOMA(IMMORTALITY)
[録音メンバー]
喜多嶋修:ボーカル、ギター、琵琶
堅田喜三久:鼓、鳴物
佐野達也:尺八
平山万佐子:琵琶
細野晴臣:ベース・ギター
ブライアン・ウィットカム:キーボード
ジョージ・マリネリ:ギター
デニス・ベルフィールド:ベース・ギター
ジョン・ハリス:ベース・ギター
他
細野晴臣さんがベースで参加している。
'01年1月1日に音楽之友社から発行された「ソフトロックin Japan 」によると、
ベーシストを音楽誌で公募したところ、
当時立教大学の学生であった細野さんが応募してきた
というエピソードが残っているらしい。
このアルバムの制作に入ったのが'70年前後らしいけど、
一体何年のことなんだろう。
喜多嶋さんが和楽器を使った音楽を制作しているらしいと僕の耳に入ったのはいつ頃だろう。
それは全然思い出せないが、
それを聞いてからレコードを手に入れるまでが
かなり長かったような気がする。
このアルバムが完成した後、マスター・テープを持ってアメリカに渡り、
アメリカで発売されるまでに悪戦苦闘しているらしい。
それからまた日本で発売されるまでに2年ほどかかっている。
僕は日本贔屓なんだけど、日本の伝統的な音楽をあまり聞きたいとは思わない。
でも、このアルバムは日本の音楽と西洋音楽を融合させようとしたものなので、
大いに興味を持ち、レコードが発売される前から聞いてみたいと思っていた。
さすがにこの手の音楽の走りだけに、日本的な部分が多く残っているけれど、
それが面白い雰囲気を持っていて、独自のサウンドになっている。
このレコードは売ってしまったが、CDで手に入らないかと思っている。
喜多嶋さんのHPからこの音源を買うことができるみたいなんだけど、
それがCDなのかダウンロードなのかよく分からない。
価格がドルで表示されているのも躊躇するところ。
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