
LOVE LIGHT 横倉裕 ALR-6009,1978年
喜多嶋修さんが1曲提供して演奏に参加していたので。
SIDE 1
1.BREATH OF NIGHT (夜気・YAKI)
2.DRAGONFLY (蜻蛉・AKITSU)
3.THE REST OF MY LIFE
SIDE 2
1.LOVE LIGHT
2.EVENING STAR(太白星・UZUTSU)
3.ORIENTAL EXPRESS
4.HAIKU(俳句)
ライナーによると、6月下旬にストリングスのオーバー・ダビング直前だったらしいので、
秋以降の発売だったかもしれません。
そうだとしたら、UPするのはちょっと早いですね。
デイヴ・グルーシンとラリー・ローゼンのプロデュース。
喜多嶋修さん作曲の1曲目とデイヴ・グルーシン作曲の2-4を除いて横倉裕さんの作曲です。
編曲は横倉さんが主で、
デイヴ・グルーシンは自作の曲と一部のストリングス&ホーン・アレンジをしています。
演奏もデイヴ・グルーシンのほかに、
エイブラハム・ラボリエル、スティーヴ・ガッド、パティー・オースチン、松居和
と有名なミュージシャンが参加していますね。
僕は喜多嶋さんが目的で買ったアルバムだったから、
やはり好みの曲は喜多嶋さんのA1でした。
今まで聞いてきた喜多嶋さんの音楽のようなアルバムを想像していたものだから、
その他の曲は今一つと感じて、聞き込むほどには聞いてないです。
ボーカル曲もあるので、AOR風でもあるし、僕には洋楽のアルバムだと感じます。
そこが、帯に書いている「東洋音楽と西洋音楽の融合」と言えるのかも知れないけど、
それを言うなら、それは喜多嶋さんの音楽がそうであって、
横倉さんの音楽は「東洋楽器と西洋音楽の融合」だと思うんですよね。
喜多嶋さんの音楽は和楽器を生かした音楽で、和楽器が絶対必要だと思います。
でも、横倉さんの音楽は洋楽に和楽器を取り入れた音楽で、
たとえば、琴の代わりにハープを使うとか、別の楽器でも代用できると思うんですよね。
誤解されると困るのでもう少し書きますが、
僕が思う喜多嶋さんと横倉さんの音楽の違いを書いているだけで、
横倉さんの音楽を否定しているわけではありません。
このアルバムは今一つとは書きましたが、
それは喜多嶋さんの音楽と比べてであって、
気に入った音楽だったので、後の横倉さんのアルバムも買っています。
なお、このアルバムがCD化されたときには別ジャケットになってました。
※追記:少し思い出したけど、レコードの再発ジャケットがこれだったんじゃないかな?
アドリブ誌の新譜紹介で載っていたような気がするので、
そのうち分かるでしょう。

ラヴ・ライト 横倉裕 32XA-244,1988年9月10日
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