YEN TRICKS MARIAH K28A-17,1980年8月21日
マライアがついにデビューした?
SIDE A
1.YEN TRICKS
2.KEY OF GOLD
3.DISTANT RAINBOW
4.BLACK MARIAH
SIDE B
1.LET IT BLOW
2.WE ARE THE SAME
3.BURNING P.M.
4.FATE
MARIAH:
清水靖晃
笹路正徳
村川ジミー聡
土方隆行
渡辺モリオ
山木秀夫
EVE
MARIAH Super Horn Secion
大野Strings Section
清水靖晃さんのソロ・アルバムとしての「マライア」は
メンバーが固まっていなかったので実質的には
このアルバムがデビュー・アルバムとなるんでしょうね。
このアルバムはハワイでレコーディングしたそうで、
その際に山木秀夫さんのスケジュールが合わなくて、
現地のドラマーを探したけどリズムが合わなかったらしい。
山木さんがゲスト扱いなのはその所為?
それとも、最初からサポート・ミュージシャンだったのかな。
村川さんと渡辺さんに関してはよく知らないけど、
中心となっている清水さんと笹路さんはジャズ/フュージョン・シーンで演奏を聞いているし、
前作の「マライア」はフュージョン系のサウンドをしていたので、
今回はさらなるフュージョン・ミュージックを聞かせてもらえると期待してました。
ところが、1曲目を聞いた途端、平山雄一さんの解説に書いているとおり、
プログレっぽいサウンドではないですか。
フュージョンというよりロック・サウンドと言った方が良いようなサウンド。
期待は裏切られたけど、これはこれで大好きなアルバムになりました。
B1はほぼ同時に発売された村田有美さんのアルバムでも演奏されています。
当時のアドリブ誌に記載されている発売日を見ると、
有美さんのアルバムは25日発売となっているけれど、
そちらの方を先に録音しているみたいです。
4日違いくらいだったら、僕もどちらを先に聞いているか分からないですね。
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