On The City Shore 角松敏生 RAL-8805,1983年5月21日
3枚目のアルバムは、・・・。

SIDE A
1.Off Shore
2.Summer Emotions (Image from SAWAKO HIRODAN)
3.Ryoko!! (Image from Ryoko TAKAHASHI)
4.Beach's Widow (A Widow on the shore)
5.Take You to the sky high
SIDE B
1.Take Me far Away
2.Anklet
3.Dreamin' Walkin'
4.Let Me Say・・・
5.Say・・・Good Night
All Songs by 角松敏生
Arranged by 角松敏生
Horns & Strings Arranged by 佐藤準
Chorus Arranged by 磯広行 on B1
Arrange Association;磯広行 & BAND
Drums:Jnana Murti (A1,2,3,B2,3,4)
E.Bass:青木智仁 A1,2,3,5,B2,3,4
、高水健司 A4,B5
、美久月千晴 B1
E.Guitar:太田恒彦 A1,2,3,5,B2,3,4
、青山徹 A4,B5
土方隆行 B1
、角松敏生 A2,3,5,B1,2,3
、今剛 B3(solo)
Keyboards:友成好宏 A1,2,3,B2,3,4
Percussion:磯広行 A1,4,5,B2,5、角松敏生 A1,B5
Horn Sections
Trumpet:数原晋、Nobuo Katoh、Masahiro Komura、吉田憲司
solo:Norio Koyama (A1)
Trombone:新井英治、平内保夫、岡田澄夫
A.Sax:Jake H. Conception
solo:Jake H. Conception (A2)
T.Sax:斉藤清
B.Sax:砂原俊三
Background Vocals:角松敏生 A,B1、Yoshihiko Shiraishi A,B3
藤恵子(Keiko Toh) A,B1,2,3、磯広行 A,B1,3
Kumiko Hara B1,2,4
Flugelhorn solo:Norio Koyama (B5)
この3作目は自分で曲作り、アレンジ、プロデュースし、
自分のバンドでレコーディングしたそうですね。
このレコードもレンタルしたわけで、そんなに聞いていないし、
ミュージシャンをメモったのもその時だけ。
青木智仁さん、太田恒彦さん、友成好宏さんたちの名前も全然認識しなかったですね。
磯広行さんの名前は今でも覚えていなかったです。
その他、漢字も知らない人たちが多いですが、アドリブ誌のレコード・ガイドによると、
コーラスで渡辺恵津子さん、キーボードで林有三さんが参加していることになっています。
僕の記録漏れということも考えられるけど、
青木智仁さんが「青木智人」と載っていたりするので、
アドリブが間違っている可能性も高いです。(苦笑)
全体的に見ると片面づつ性格付けしてあって、
A面は全部海の歌で、B面は全部都市と海をオーバーラップさせた歌なんだ。
海と街って、重なって同じように見える瞬間があるっていうのが僕のテーマなわけ。
そこで海と街のサイドに分けたんだ。何曲か、曲の説明をすると、
一曲目の<オフ・ショアー>っていうのは、波の音は聞こえるんだけど海は見えない、
そして松林を抜けると海がパーっと広がっていたというインパクトを表したの。
だから波は気どった波じゃなくて、死にそうな波なわけ。
それでいながら、目はしっかり浜辺の女のコに向かっているという世界なの。
音的にも、全体的に言えることなんだけど、コーラスにかなり凝っているんだ。
2曲目なんかは、オクターブで同じメロディを歌い重ねていって、
何十人もの人間がうたっているような効果を狙っているんだ。
A-4の<BEACH'S WIDOW>は、彼氏がサーファーの女のコって大変ネ、
2,3時間も待っててまるで浜辺の未亡人みたいだって、
女のコ同士が話しているのを小耳にはさんで書いたんだ。
この曲結構評判がいいんだよね。
B-4の<レット・ミー・セイ>は、唯一のオーバーなバラードで、
この曲にバラードの全てを集約したんだ。
佐藤準さんの弦のアレンジもメチャクチャよくて、感動の曲という感じ。PR