渡辺：えー、それではさっそく今日のゲストの方を紹介しましょう。

　　　えー、伊東たけしさんです。

伊東：こんばんは。

渡辺：こんばんは、よろしく。

伊東：よろしく。

渡辺：えー、スクェアでずっと活躍しているわけなんですけど、僕はね、

　　　えー、伊東さんと最初、伊東さんと言うのもなんかあれだけど、

伊東：大体同じ世代でしょ？

渡辺：昭和、僕は28年なんだけど、

伊東：僕、29年。

渡辺：じゃあ、もう、ほぼ恐怖の28，9，7、そこら辺がね。

伊東：そうですね。平和な時代に生まれた

渡辺：平和な時代にね。

伊東：若者たちが、

渡辺：何を

伊東：何を

渡辺：血迷ったか。

伊東：血迷ったか。(笑)

渡辺：そうね、その血迷ってた時代っていうかね、何て言うの、

　　　さっきも話してたんだけど、
　　　あのー、ちょうど５年くらい前になるのかなぁ。

　　　えーと、六本木のピット･インでね、
　　　格闘技セッションってやってたのね。キリンとか、なんかもう、

伊東：いやぁ、あの頃は盛り上がってましたねぇ。

渡辺：たまに、いろいろな分野のね、ミュージシャンが集まって、
　　　やる時期があったでしょ？

伊東：うん。

渡辺：で、あの頃にね、初めてね。

伊東：そうなんですよね。

渡辺：セッションね。

伊東：うん。

渡辺：覚えてます？

伊東：覚えてますよ。

　　　ピット･インが格闘技セッションみたいなやつですよね。

　　　もう、毎晩、僕は出てたんですけどね。

渡辺：あっ、ほんと。

　　　あれはね、ドラムの村上秀一くんてね、ポンタの

伊東：ポンタの

渡辺：なんだ、５デイズ、　

伊東：５デイズ。

渡辺：３デイズ、かな？

伊東：けっこうありましたね、いろんな人、出てね。

渡辺：ね。あのときに、スクェアでも、やった？

伊東：あっ。一日目。初日かなぁ。
　　　あのー、スクェアで入ってやったんですよね。

渡辺：ね。

伊東：スクェアにポンタ、氏が入って。

渡辺：あったよね。

伊東：うん。

渡辺：それで、後、格闘技セッションという僕と、それから、

伊東：あっこちゃん。

渡辺：あっこちゃんとか、龍一くんとか、

伊東：教授。

渡辺：それから、大村憲司。

伊東：うん。

渡辺：ギターの。

伊東：ね。

渡辺：そういうメンバー。

伊東：最近全然会ってませんね、そういえば。

渡辺：そこらへんでやったりするのと、あとキリンとかね、あって。

　　　そのときなんか一緒にやったんだよね。

伊東：そうなん・・・

渡辺：それ考えてみたら、だから毎日遊びに来てたから、もう

伊東：そうなんですよ。もうほとんど狂乱

渡辺：狂乱。(笑)

伊東：なんかもうほとんどなん･･･、何だったかよく分んない。

　　　その頃は・・・盛り上がった。

渡辺：聞きに行くとね、突然、
　　　やろうよって言うんで車からアンプをおろしてね、

　　　やったりとか、そういう記憶もあるんですよね。

伊東：あぁ。あの頃ほんとセッションってもう、
　　　最高潮に達してたみたいなとこあって、

渡辺：うん。

伊東：最近ほんとそういうセッション、無くなっちゃって、

渡辺：無くなっちゃったもんね。

伊東：淋しいですね。

渡辺：その時の僕のね、第一印象というかね。

伊東：はい。あっ、あるんですか？そういうの。

渡辺：こう、今までのその何て言うの？
　　　ジャズ･ミュージシャンにしてもロック･ミュージシャンにしても
　　　やっぱり、そのー、なんかこう、一つこうなんか、
　　　先入観ってのは変だけど、こう、それ風みたいな雰囲気と、
　　　なんか引きずってるとこあったでしょ？

伊東：うん。

渡辺：初めて会った時にね、会った時にね。
　　　全然そういうのからこう、分離されてるね、

伊東：まったく違った、異端児？

渡辺：なんか非常にこう、すっきりしてる感じがしてね。

伊東：あ、そうですか。

渡辺：うん。

伊東：風呂、入った後だったんじゃないですか。(笑)

渡辺：(笑)この人がどういう音出すのかなぁ、みたいなね。
　　　すごい興味がありましたね。

渡辺：えー、まぁいろいろ話は出てきますけども、
　　　とりあえず一曲聞きたいと思うんです。

　　　これは、この曲はスクェアの新しいＬＰ？

伊東：そうです。

渡辺：タイトルは？

伊東：うち水にレインボウって。

渡辺：うち水にレインボウという、

伊東：なかなか、

渡辺：さわやかですねぇ。

伊東：さわやかな。

渡辺：じゃあ、こん中から、えー、君はハリケーン。

○君はハリケーン

○カピオラニの通り雨
ザ･スクェア

※言いたい放題コーナー
ゲストと香津美さんが持ってきたレコードをかけながら、
ああでもない、こうでもないと言ってみよう、というコーナー。

まずは伊東さんが持ってきたレコードがかけられて、
今度は香津美さんの持ってきたレコードから、
と、代わる代わるかかりました。
曲がかかっているときも、二人のトークが流れましたが、
それは面倒なので文字にしません。

○若かりし日
フィル･ウッズ

○神よ祝福を
ブラッド，スウェット＆ティアーズ

○ミバルドオルネラス ※名前か曲名か不明
　　　　　　　　　　　 ミルトン･ナシメントのサックス奏者

○フード･フォー･トーチ
ＵＢ４０

○プリーズ･ドント･ウォー
スティービー･ワンダー



○サバナ･ホテル
ザ･スクェア


渡辺：この番組はですね、一緒に、来てもらったゲストと
　　 生演奏をして遊ぼうというコーナーなんで。
伊東：（笑）
渡辺：なんか曲を作ってきてくれたんだって？
伊東：えぇ、あのう、昨日ね、ちょっとあのー。
　　　ギターの安藤と
渡辺：えぇ。
伊東：ふたりで。なんか、明日ちょっとあるから、なんかないかなぁと
　　　ふたりでやって曲を持ってきました。
渡辺：さっきちょっと練習してたんですけど、なかなか美しい
　　　可愛らしい曲で。タイトルが例によって付いてないんですよ。
伊東：ついてないんです。
渡辺：じゃあ、これまたやりながら考えることにしようということで、
　　　取り合えず生演奏コーナーに行ってみたいと思います。


※演奏を終えて
渡辺：タイトルがね。
伊東：（笑）
渡辺：なかなかね。
伊東：（笑）
渡辺：うち水にレインボウってのがあったから、。
伊東：うち水にレインボウってのがあるから、じゃあ、
　　　焼け石に水ってのは
渡辺：焼け石に水？（笑）
伊東：すごいねぇ、もう。



○焼け石に水
渡辺香津美 g with 伊東たけし fl

伊東さんはフルートでの演奏でしたが、
本当に美しい曲でした。
レコーディングされていないのかなぁ。
安藤さんとの演奏も聞きたいけれど。