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# ドガタナ・ワールド/温故知新/トランペット編
2010/01/19 21:25
[グッド・ヴァイブレーション~渡辺香津美のドガタナ・ワールド]民放FM,1984年6月30日
<温故知新シリーズ/トランペット編>

トランペッターと言えば?

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トランペッターと言えば、やはり世界的にはマイルス・デイヴィスということになるのでしょうか。僕はマイルスはあまり聞いていないので、ジャズとは知らず僕が気に入った音楽を演っていた日野皓正さんということにしようかな。
日野さんの音楽もあまり聞いていないと言えば聞いていないんだけどね。

番組内で香津美さんがいろいろと語っています。

えーまず、トランペットという楽器から、あのー、連想するまぁ僕のイメージというですね、やはりこれはあのー、付き合っている仲間にもよるんでしょうけど、まず非常に派手であるという。ですね。
それからまぁ、えー、まぁ楽器の吹く時の姿というか、カッコよさがありますね。それから、どうしても目立ってしまう。えー、そして、まぁ、ある意味ではこう男の哀愁が漂うものもあるんじゃないかという、反面、軽やかというか、はっきり言って軽いという雰囲気もありますね。
まぁいろんなそういうイメージが僕は感じるんですけども、まぁここ10年余り、えー、若手にトランペッターの「いちだい(?)」という人を見渡してみますとですね、そんなに他の楽器ほど多いような気がしなくてね。
たとえば日本であれば、今アメリカに行っていますけども、えー、大野俊三さんとか、それからタイガー大越君とかね。この二人とも実はあれですね、えー、アメリカで活動しているみたいですけども。
それからまぁ、えー、海外を振り返ってみますと、あのね、とっちゃん坊やのウィントン・マルサリス青年がおりますが。まぁ僕自身の活動を振り返ってみてもトランペットを入れたレコーディングというのがね、えー、少ないですね。あのー、どうしたんでしょうね。
えー、それから、トランペッターと共演する機会というのもそんなに多くありません。まぁたとえば、いろんなセクションなんかでね、曲を書いた時にまぁアレンジでえー、トランペットのセクションとか、まぁ、サックスとか入れた4人5人編成のセクションでね、やったりすることはあるんですけども。えー、ソロイストとしてトランペトを入れるっていう機会があんまりないみたいですね。

さて、トランペットとギターの相性というのを考えてみますと、これがまたなかなかね、難しいものがあるんですよね。たとえば、ギターとテナー・サックス、ギターとトロンボーンっていうのと考えると、まぁ音域的にダブルとこもあるので、えー、わりとアンサンブルがし易いというね、感じがするんですけども、これがあのー、ギターとトランペットになると、えー、どうしてもこの、えー、間にこう、なんだこの空間はみたいな、えー、ものが、いつもこうやってのぼるんですよね。逆にその空間を大事にするような形でまぁ、そのアンサンブルを生かしていくと、非常に面白いものが、えー、できると思います。

古くはルイ・アームストロングの時代からトランペットの歴史をずっと紐解いてみますと、いわゆるその、トランペッターの中には非常に明るい人、言葉を換えれば道化役者的キャラクターを持っている人が目立つようです。御大、ルイ・アームストロング然り、そして、えー先ほど紹介しましたディジー・ガレスピー然り。えー、そういえば日本にもタモリという人がね、おりますね。彼をトランペッターとして捉えると、非常にまたユニークな観点から、できると思うんですけど。

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