
ADLiB'85年12月号 1985年11月19日発売
フュージョンの歴史 最終回

最初のカラー・ページで取り上げられたアーティストはシャーデー、シーラE、角松敏生、デイビッド・サンボーン。洋楽はあまり興味が無いんですよね。だから、角松敏生とサンボーンは少しはね。
後半にも洋楽は取り上げられているけど、二名敦子、近藤等則IMAのモノクロ・ページ、そしてカラー・ページでは伊東たけしの記事を興味深く読みました。パット・メセニーもカラー・ページだったけど、あまり興味がなかったので。
以上、敬称略。
一番興味を持って読んだのは山口弘滋氏の「フュージョンの歴史」の最終回かな?
これで30回目ということなんだけど、これまで全然日本のフュージョンが取り上げられていなくて興味を持てなかったんだけど、最終回にしてやっと日本のフュージョンを取り上げてくれるというので、どんなことが書かれているか興味深かったんです。
モノクロ6ページで3ページ半くらいが日本のフュージョンの記事でした。
歴史だから、今読むと、そんなに大した記事ではないけど、僕が聞いていた日本のミュージシャンが数多く登場したので、面白く読めたんじゃないかな。
ただ、当時も思ったと思うんだけど、深町純さんの名前がないんですよね。それから、プリズムの名前がないけど、当時はフュージョンのカテゴリーには入れられていなかったと思うので、仕方ないでしょう。
以下は、いつものように、新譜ガイドから。最近は、同じことを繰り返し書くようになるので、面倒になってコメントは止めました。(苦笑)
●ドッグ・イート・ドッグ/ジョニ・ミッチェル
●プロミス/シャーデー
●ウィンダム・ヒル ウィンター・コレクション
●テラ・ノストラ/マーク・ゴールデンバーグ
●シューア・シング/ダイアン・シューア
●ザ・ヒート/ノナ・ヘンドリックス
●ターン・オブ・ザ・ワールド/クリストファー・クロス
●男と女の関係/レイ・パーカーJr.
●MANILOW/バリー・マニロウ
●スピード・デモン/デビッド・マシューズ&ファースト・コール
●ミスター・ライト/バーナード・ライト
●ハーツ・アンド・ナンバーズ
/ドン・グロルニック・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー
●アフターバーナー/ZZトップ
●トーキング・シティ/デイビッド・ローチ
●ワーキン・イット・バック/テディ・ペンダーグラス
●明日への誓い/アンジェラ・ボフィル
●恋人たちのモメント/パティ・オースティン
●サム・クック・ソウル・コレクション
●シティ・リズム/シャカタク
●ノー・ジョーク~ハウ・クッド・イット・ビー/エディ・マーフィー
●L’eveil/大野えり
モノクロ・ページで興味を持ったもの。
●Angel's Dream/MIZUKI KOYAMA(小山水城)
●ライト・スタッフⅠ/ライト・スタッフ
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