[渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ]民放FM,1984年8月18日
<松岡直也バンドと共に/イースト・ミュージック・フェスティバル'84より>
まずは松岡直也グループ。


○Chillon-Welcome
○The Evening Tide
○風のしらべ
○Sunspot Dance
○夏の旅
演奏=渡辺貞夫(sax○印)
松岡直也グループ:松岡直也key、広瀬徳志 ds、ペッカー perc
高橋ゲタ夫 b、今泉洋 g、斉藤英夫 g
津垣博通 key、ウィリー長崎 tim
'84.7.22. 東京、よみうりランド、イーストにて収録
渡辺:「マイ・ディア・ライフ」で、僕の番組に出演してもらって、そこら辺でそれのお返しも含めて、ということですね。
□□:あのー、松岡さんの、えー、まぁ音楽含めて人柄と言いますか、どういう印象をお持ちになりました?
渡辺:僕はね、彼の名前はね、もうずいぶん昔から知ってるわけ。名前だけなのね。というのはあのー、富樫雅彦っているでしょ?う~ん、彼が僕のバンドに入る前から松岡さんのとこで仕事したりして、それで富樫はあのー、ラテンの音楽って言うか、それを松岡さんから教わったっていうかね。で、話だけはずーと聞いて知ってたんだけど、聞く機会ってのがなかったし、だから、何十年って知らなかったわけね。それで、まぁ「マイ・ディア・ライフ」で初めて彼と一緒になったというかね。
□□:松岡さんも「マイ・ディア・ライフ」でやったときの、そのーなんて言いますか、感動が忘れられなくて、それでなんか是非お願いしたいと。もう一回あのージョイントを、と。
渡辺:まぁ、僕もね、あのー、彼のそのラテン・フィーリングっていうのは素晴らしいし、だからまぁ是非ね、これからもやりたいんだけど。ただ、お互いになんて言うかなぁ、じっくりできてないとこがあるわけね。だからこの次の機会にはね、そのじっくり、あのー、楽しんで演奏したいなと思ってますけどね。
彼の音楽好きだし。それから僕は松岡さんも好きだけど、あのー、高橋ゲタ夫のベースが大好きなんだよね。だから、そういうところでね、一緒にまたやりたいと思ってますけど。
松岡:そうですね。えーと以前あのー「マイ・ディア・ライフ」のときもですね。えー、ちょっと松岡バンドでやって、その味を覚えちゃったというかね、非常にあのー良い雰囲気なんですよね。ジャズの要素ってのは全然なかったんで、あのー、こうねインプロビゼーションが非常に面白いんでね、えぇ。でもうこれは是非ということでね。なんとか頼んで今回もね、えー、参加してもらったんですよね、えぇ。
2日前に特別番組で2曲聞いたばかりでしたが、やはりまとめて放送してくれると嬉しいですね。でも、できれば別の曲を放送して欲しかった。(苦笑)
すでに2曲の演奏を終わって3曲目が<シオン・ウェルカム>だったと聞くと、よけいに最初の2曲も聞きたくなってしまいますが、さて、どんな曲を演奏したのでしょう?
ところで、その特別番組のエンディングでバックに流れていた曲は<シオン・ウェルカム>かもしれません。確かめてみないと分からないけど、そんな気がしてきました。
PR