
ADLiB'85年4月号 1985年3月14日発売
この号も洋楽ばかり?
と、思ったら。

表紙の見出しを見たら外国人ばかり。でも、背表紙に「日野皓正 後藤次利」と二人の名前が書かれているので、少し期待を持って中を見ました。
新譜ガイドまでのカラー・ページは外国人ばかりで、あまり興味なし。
新譜ガイドの後に情報ページ。その後もナイル・ロジャースとかフィリップ・ベイリーなどの記事が続いたけど、日野さん、後藤さんの記事が続いた後、二名敦子さんとカンガルーの記事がカラーで。洋楽だけど、スティーブ・ガッドとビル・シャープのインタビュー記事もありました。
そして、向谷実さんと加古隆さんの異色対談。
'85年最初のブラインド・フォールド・テストはコイノニアが聞いた日本の曲。
<ミストラル>「Stars And The Moon/THE SQUARE」より
<この道の果てに>「ロング・フォー・ザ・イースト/松岡直也」より
<ケイゾー・ウェイブ>「ボーイズ・ビー・アンビシャス/井上敬三」より
<ズーム>「ダウン・アップビート/カシオペア」より
<Vitamin Z>「Ohh!!!/ボイス&リズム」より
オーディオのコーナーも林立夫さん、芳野藤丸さん、阿川泰子さん登場で、この号は後の方が読み応えがありました。
それから、今月号の読者投稿欄にも「ジャケットに発売年月日記載がすごく嫌」とあります。そのために日本盤より輸入盤を買うとか。僕は輸入盤は'70年代に少し買っただけだけど、輸入盤は最初からパチパチとノイズがよく出るので嫌でした。'80年代の輸入盤はどうだったんでしょう?
さて、いつものように新譜ガイドから。
●SHE'S THE BOSS/ミック・ジャガー
ジェフ・ベックが参加しているらしく、その参加曲だけでも1回くらいは聞いてみたかったんだけどね。
●ザ・ファルコン・アンド・スノーマン~オリジナル・サウンドトラック
サントラと言うからには映画のサントラ?よく分かりません。デイビッド・ボウイとパット・メセニー・グループですか。どちらもほとんど聞いてないし。
●アーリー・ウィンストン(バラッズ・アンド・ブルース’72)
/ジョージ・ウィンストン
'73年に発表されたデビュー作とか。
●WINDY ISLAND/二名敦子
レンタル店に置いていれば聞きたかったんだけど、残念でした。
●フィル・コリンズⅢ(ノー・ジャケット・リクワイアド)
/フィル・コリンズ
洋楽だからね。
●サイン・オブ・ザ・タイムス/グランド・マスター・フラッシュ
ジャケットに6人写っているけど、グループではなくて個人みたい。全然知りません。
●トランス・ブルー/日野皓正
FMでかかったかどうか覚えていないけど、この頃はもうライブしか聞こうとしていなかったかもしれません。
●クールの肖像/ロックウェル
人の名前じゃないみたいだけど。
●ソー・グッド/ウィスパーズ
コーラス・グループ?
●ブルー・シャープ/ビル・シャープ(シャカタク)
この頃(シャカタク)と書いていなければ、ビル・シャープのことを分かったかどうか自信ないですけど、レンタル店には置かれていなかったんでしょうね。
●ネイチャーズ・オブ・シングス/ナーラダ・マイケル・ウォルデン
高中正義さんの「サダージ」で名前を覚えたけど、彼の音楽を聞きたいとまでは思いませんでした。
●マジック・タッチ/スタンリー・ジョーダン
「仰天の新人ギタリスト」ですか。日本人なら興味を持ったかもしれないですね。
●リメンブランザ/マイケル・ロリマー
ウィンダム・ヒルのギタリスト。全然覚えていません。
●ナイトシフト/コモドアーズ
名前は知ってるけど、ほとんど聞いてないと思います。
●ラヴァー・マン/ベン・シドラン
この人も名前は知ってるけど、まったく聞いていないかも。
●ライブ・エディション/ポール・ヤング
実況録音のミニLPだそうです。歌ものだし、全然聞く気はないですね。
●レット・ミー・ビー・ザ・ファースト/デボラ・アレン
名前だけだと男性か女性か迷うところですが、('85年3月時点)10年を越える輝やかしいキャリアを誇る才女だそうです。名前を知りませんでした。
●チェンジ・ノー・チェンジ/エリオット・イーストン
カーズのギタリストで初ソロだそうです。カーズも知らないし、この人も知りません。
●ディス・イズ・ユア・ナイト/ジョニー・テイラー
ソウル・シンガーですか。知らないみたい。
●ビハインド・ザ・サン/エリック・クラプトン
クラプトンは聞いてないので、アルバムには興味がありませんでした。
●ホールド・オン・ミー/デニス・ブラウン
ジャケットを見るからにジャマイカ、レゲエという感じですね。
●そよ風の贈りもの/ホイットニー・ヒューストン
この年デビューしたんですね。21才だとか。洋楽だから興味なかったですね。
●サムライ・サンバ/イエロー・ジャケッツ
これまでにも書いていると思いますが、名前から興味がないことはないんです。音楽的にもね。でも、このアルバムは聞いていないと思います。
●哀しみのダンス/レナード・コーエン
なんとなく名前を知っているような気がするけど、このときに知っていたかどうかは分かりません。
●カンバセイションズ/スブラマニアム~グラッペリー~サンプル
スブラマニアムってグループ名のように思うんですけど、そうではないんですね。
●ALL I NEED/彩恵津子
日本人だから興味がなくもないけど、バックが外国人ミュージシャンなのでレコードを買いませんでした。レンタル店にも置いてなくて、結局は聞けませんでした。後に、廉価盤CDを買っています。
●ロック・ザ・ボックス/シルヴェスター
全然知りません。ゲイ・シンガーと書いてますね。
●セイ・ホエン/ニコレット・ラーソン
名前は何となく知っているような、そうでもないような。女性ボーカルものだけど、洋楽ですからね。
●ザ・ファーム
名前を知らないし、どういう傾向の音楽か分からないけど、ジミー・ペイジがいるので、やはりロック系?
以上はCDだけど、ビデオ・ソフトで気になるものがありました。
●DREAM NIGHT SPECIAL
SONYのアーティストが揃って出演したライブ・ビデオですね。出演はナスカ、はにわちゃん、ザ・プレイヤーズ、ナニワ・エキスプレス、日野皓正、マリーン、ザ・スクェア。でも、9600円は高すぎる。できるなら、ビテオよりLDが欲しいけど、プレイヤーを持ってない。泣く泣く断念。後に、知り合ったスクェアのファンの人がLDを持っていて、映像にあまり興味がない僕はカセット・テープに音声だけ録ってもらいました。
今考えると、ビデオに録ってもらった方が良かったですね。(苦笑)
●新青年/高橋幸宏・川崎徹
これは最初から買う気はなかったです。ライブ演奏もあるけど、細野晴臣さんや坂本龍一さんも出演しているらしいギャグ・ドラマもあるみたい。
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