
松岡直也&ウィシング ライブ アット・モントルー・フェスティバル M-6001~2W,1980年10月25日
ついに、ウィシングのライブ盤がリリースされました。
Side 1
1.テーマ
2.ディサフィオ
3.ペニー・マーケット
4.ノーチェ・コリエンド
Side 2
1.ミスティカ・ラティーナ
2.ラップ・アウト(オエ・バイラ・ミ・ソン)
3.アドリア
Side 3
1.フォール・フォーエバー
2.ドライド・フラワー・アンド・ドライド・ラブ
Side 4
1.フィッシャーマンズ・ブレイク
2.ケ・パサ・アミーゴ
松岡直也&ウィシング
松岡直也
土方隆行
高橋ゲタ夫
渡嘉敷祐一
ペッカー
マーティン・ウィルウェバー
武田和三
中沢健次
粉川忠範
土岐英史
清水靖晃
ゲスト
トゥーツ・シールマンス
モンゴ・サンタマリア
アドリブ誌で、モントゥルー・フェスティバルへの出演が決まって・・・、
という話は知っていたので、リリースを楽しみにしていたアルバムでした。
この頃はモントルーのことをあまり知らなかったと思うけど、
ともかく、外国でどのくらい受けるのだろうという興味がありました。
1曲目のテーマは「ストーミー・ウェザー」のイントロ部分。
「聞いたことがある曲だけど?」と思ったに違いない。
曲とタイトルと一致しないもので。(^_^ゞ
それと、あまりタイトルを見ずに聞くから、
「あれ?どうしてこんなに短く終わったの?」と思ったに違いありません。
当時のライブではオープニング曲として演奏されていたらしいけど、
ライブは見たことがなかったから、タイトルを見て、
「テーマ?オープニングみたいなものだったのか」と思ったに違いありません。
以上は最初に聞いたときの感想を想像したんだけど、
オープニングからカッコ良いなぁと思いながら聞きました。
ギターの音が出ないとかいろいろトラブルがあったみたいですけど、
凄く熱気のある演奏を聞かせてくれていると思います。
またここで松岡さんの解説から覚書をしておきます。
「フォール・フォーエバー」
バラードのピアノとハーモニカのバースの後、テーマなしでハーモニカのアドリブに入った為に
ワンコーラス終わったところで突然トゥーツさんがソロを止めてしまったのである。
それに気付き、あわてて合図を送ってトゥーツさんを促した。
その為2コーラス目のソロまで少し間が空くという演奏になってしまった。
「ケ・パサ・アミーゴ」
モンゴさんとの共演はスイスへ発つ前から決まっていたが、当日のリハーサルの時
モントルーの主催側のミスでモンゴとのリハーサル時間がとれなく、
共演を断念せざる得なかった。
しかしステージの後ろで我々ウィシングの演奏を聞いていたモンゴさんは
非常に感激してくれ、ノー・リハーサルにもかかわらず自ら共演を希望してくれた。
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